Mercedes-Benz Studio Tokyoがアジア初オープン
メルセデス・ベンツ日本は2026年4月、東京・表参道に新たなブランド体験拠点「Mercedes-Benz Studio Tokyo」を期間限定でオープンしました。

グローバルで展開される「Mercedes-Benz Studio」プロジェクトの一環であり、アジアでは初の拠点となります。
この施設は単なるクルマの展示場ではなく、ブランドの過去・現在・未来を、ファッションやアート、カフェと融合させて体験できる新しい空間です。表参道というカルチャーの発信地にふさわしく、常にコンテンツが変化し続ける“進化型”の施設として展開されます。
表参道に誕生した新しいブランド体験
施設内には、人気シェフ平子良太氏が手がけるカフェ「Mercedes cafe by I’m donut?」を併設し、食の体験も提供します。

さらにオープニング展示として、映画「プラダを着た悪魔2」に関連した特別展示が行われ、劇中車と同型のマイバッハSクラスが登場しています。
また、F1チームとファッションブランドのコラボ展示や、アンディ・ウォーホルの作品展示など、クルマの枠を超えた多彩なコンテンツが用意されています。試乗体験や来場者向けキャンペーンも実施され、来場者が実際にブランドに触れられる機会が充実しています。
進化し続ける拠点としての特徴
Mercedes-Benz Studio Tokyoは期間限定ながら、展示や体験内容が定期的に更新される点が大きな特徴になりそうです。
ラウンジの拡張なども予定されており、訪れるたびに新しい発見がある空間として設計されています。
メルセデス・ベンツは創業から140年にわたり革新を続けてきましたが、その歴史と未来を施設内で体験できる場として、この施設は重要な役割を担っています。
かつてのMercedes me 六本木などブランド拠点の変遷
今回の新施設を語るうえで欠かせないのが、かつて展開されていた「Mercedes me」の存在です。
Mercedes meは、六本木や大阪・梅田、さらには羽田空港などで展開されていたブランド発信拠点で、カフェやレストランを中心にクルマに興味のない層にもブランドを訴求する目的で運営されていました。
もともとは「Mercedes-Benz Connection」としてスタートし、世界初の試みとして注目を集めました。
しかし近年、これらの拠点は順次営業を終了し、六本木の旗艦店も2024年に閉店しています。
結果として、従来のMercedes meはすべて姿を消す形となってしまっています。
「Mercedes me」から「Studio」へ
かつてのMercedes meは、日本独自の取り組みとしてブランド体験の先駆けとなりました。
一方で今回のMercedes-Benz Studioは、グローバル戦略の中で位置づけられた新しい形の拠点です。
つまり、
・Mercedes me=日本発のブランド発信拠点
・Mercedes-Benz Studio=グローバル統一の体験拠点
という変化が見て取れます。
六本木のMercedes me閉店後、その役割を引き継ぐ形で登場したのが、このMercedes-Benz Studio Tokyoと言えるでしょう。
今後の展開に注目
Mercedes-Benz Studio Tokyoは約1年間の期間限定施設ですが、そのコンセプトや反響次第では、今後の常設化や他都市展開の可能性も考えられます。
一方、投資コストが見合わないと判断された場合は消滅してしまうこともあり得るでしょう。
本当に一年で終わり、消滅してしまうのか?もしくは、かつてのMercedes meのように他店舗展開していくのか、メルセデス・ベンツの今後のブランド戦略には要注目ですね。


コメント