【メルセデス・ベンツ】EV Vクラス VLEがワールドプレミア【売れるか?】

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新型メルセデス・ベンツVLEの概要

 2026年3月11日、メルセデス・ベンツは新型フル電動ミニバン「VLE」を発表しました。

 これは従来の電動ミニバン「EQV」の後継モデルにあたります。

 最初に市場へ投入される「VLE 300」は、最高出力268bhpのモーターと115kWhの大容量NMC(ニッケル・マンガン・コバルト)バッテリーを搭載しています。 

 航続距離は700km以上とされており、電気自動車でありながら長距離移動にも十分対応できる性能を備えています。

 電気システムには800Vアーキテクチャが採用されており、高出力の超急速充電器を使用すれば、わずか15分で約320km分の充電が可能とのことです。

 さらに双方向充電にも対応しており、電気自動車としての活用の幅も広がっています。

 ラインナップには、最高出力409bhp、0〜100km/h加速6.5秒を誇る四輪駆動モデル「VLE 400」も用意されます。

 また、2027年には80kWhのLFPバッテリー搭載モデルが追加される予定で、さらに内燃機関モデルの登場も計画されています。

新型メルセデス・ベンツVLEの内外装

 VLEのボディサイズは全長5309mmと大型ですが、低く流線型のシルエットを採用しています。

 その結果、空気抵抗係数(Cd値)は0.25を達成しており、これはEQE SUVと同等の優れた空力性能です。(前面投影面積は大きいので空気抵抗の絶対値は大きそうですが・・・)

 さらに最大7度の切れ角を持つリアアクスルステアリング(後輪操舵)を採用しています。

 これにより最小回転半径は約5.45mに抑えられており、大きなボディサイズでありながら高い取り回し性能を実現しています。

 インテリアにはメルセデス・ベンツの最新オペレーティングシステムであるMB.OSが採用されています。

 AIを活用した音声アシスタントや、OTA(Over-The-Air)によるソフトウェアアップデート機能にも対応しています。

 さらにオプションとして、ダッシュボード全体を覆う大型ディスプレイ「スーパースクリーン」を選択することも可能です。

 後席には、ルーフライニングから展開する31.3インチの8K大型ディスプレイが用意されています。

 これにより車内は映画館のようなエンターテインメント空間として楽しめるほか、移動時間をリラックスできるプライベート空間として活用することもできます。

 シートレイアウトは5人乗りから最大8人乗りまで柔軟に設定できます。

 新開発の手動調整式シートは完全に取り外すことが可能で、最大4078Lの広大な荷室スペースを作り出すことの可能です。

 また、シートの脚部にはローラーが組み込まれているため、重量のあるシートでも転がして車外へ移動させることができるように従来のVクラスから改良されています。

 さらにラグジュアリーな空間を求めるユーザー向けには、電動調整式リヤシートもオプションで用意されています。

 新開発のリアアクスルや最大40mmの車高調整が可能なエアマティックエアサスペンションの組み合わせにより、商用バンではなくSクラスに近い乗り心地を目指して開発されています。

 開発責任者のベンヤミン・ケーラー氏は「Eクラスの顧客が、時には自転車を積むための追加スペースを求めて選ぶクルマになり得る」と語っています。

 この言葉からも、VLEが高級感と実用性を高いレベルで両立したモデルであることがわかります。

トヨタ「アルファード」「ヴェルファイア」との比較

 日本の高級ミニバン市場では、トヨタのアルファードとヴェルファイアが圧倒的な存在感を誇っています。

 アルファードとヴェルファイアの全長は約4995mmで、日本の道路事情に合わせて5m未満に収められています。

 一方、VLEの全長は5309mmとひと回り大きいサイズです。

 しかしVLEには後輪操舵が採用されているため、最小回転半径は約5.45mに抑えられています。

 これはアルファードやヴェルファイアの上級グレード(19インチ装着車で約5.9m)よりも小回りが利く数値です。

 そのため、大きなボディサイズにもかかわらず、市街地や駐車場ではむしろ扱いやすい場面もあるかもしれません。

 パワートレインの面でも両者の方向性は異なります。

 アルファードとヴェルファイアはハイブリッドやプラグインハイブリッドが中心ですが、VLEは完全な電気自動車として登場しました。

 800Vシステムによる超急速充電や700kmを超える航続距離を備えていますが、BEVならではの静粛性や先進性を重視するか、HEVの利便性を重視するかでユーザーの選択は分かれそうです。

 さらにアルファードとヴェルファイアの「エグゼクティブラウンジ」は、航空機のビジネスクラスのようなVIPシートを備えているのが特徴です。

 これに対しVLEは、ローラー付き着脱式シートによる高い可変性や、31.3インチの8Kディスプレイ、エアサスペンションによる快適な走行性能など、最先端のデジタル体験とドイツ的なエンジニアリングを融合させたアプローチを採用しています。

 新型VLEは、多人数乗車のミニバンという枠を超え、エグゼクティブのための新しい移動空間を目指したモデルです。

 大容量バッテリーによる長距離性能と後輪操舵による高い取り回し性能を備え、日本で人気の高いアルファードやヴェルファイアとは異なる魅力を持つ存在といえるでしょう。

 ただ、価格は1500万円級が予想されているので、実質的にはレクサスLMのライバルと言えるかもしれませんね。

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