【メルセデス・ベンツ】CLA200d 中間加速の俊敏さが最高【スポーツカー?】

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 CLA200dのエンジンは最高出力150PSとごく平凡です。

 しかし、最大トルクは320Nmと3L V6エンジン並みの大トルクを誇ります。

 つまり、レッドゾーンまでぶん回しても150馬力しか出ませんが、中間域では320Nmの太いトルクでグイグイ加速することができるというわけです。

 50km/h程度で走行しているときに先行車が遅くて追い越しをかけようとする際に、アクセルを軽く踏むだけで想像以上のトルクが立ち上がってグワッと加速していく瞬間は本当に気持ちいいです。

 スポーツカーに乗っているのではと錯覚させられます。

 日常ユースでアクセル全開にするシーンは少ないですが、ちょっとした加速を必要とするシーンは多いので、大トルクディーゼルエンジンの恩恵を感じるシーンは多いです。

 CLA200dのエンジンは踏み込んでもノイジーではなく、高回転域は意外と快音だというのも美点です。

 むしろ普段使いでは1速、2速あたりの2000rpm周辺のエンジン音の方が気になります。

 このあたりはISGと呼ばれるマイルドハイブリッドシステムが組み合わされて、低速域でのディーゼルエンジン+モーターアシストとなったCクラスのC220d方が明らかに静かで滑らかです。

 CLA200dはCクラスよりは街乗り領域の雑味は多めです。

 それでも郊外路〜高速道路ではディーゼルエンジンの真価をしっかりと発揮してくれるので素晴らしいパワートレインだと感じますよ。

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