【メルセデス・ベンツ】半導体不足の影響・・・【こんなところまで】

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 昨今の半導体不足でCLAなどのメルセデスベンツAクラスファミリーは多大な影響を受けています.

 もっとも致命的な改悪はAクラスファミリーのパワーシート廃止だと思います.

 高級車に必須と言えるパワーシートが設定できなくなってしまうほど半導体不足が深刻なようです.

 さらにはアドバスドパッケージに含まれていた10スピーカーのアドバンスドサウンドシステムも廃止されてしまっています.

 フットトランクオープナーも廃止されました.

 貴重な半導体は上級クラスに優先して振り分けるメルセデスの政策のようなので,Aクラスファミリーはもっとも冷遇されてしまっています.

 さて,そんな中,1つ上のセグメントであるCクラスにも半導体不足の余波がきています.

 新型Cクラスの初期ロットには搭載されていたブルメスターのプレミアムオーディオは早々に廃止されています.

 また,2022年3月から現在に至るまで新型Cクラスの目玉となり得る新機構であったリヤ・アクスルステアリングが設定できない状況が続いています.

 新型Cクラスでは先代のエアサスが廃止された代わりにこのリヤ・アクスルステアリングを売りにしていたのに,早々に装備不可となってしまうのはなんとも辛いものがありますね・・・.

 Eクラスに関しては一時期,ARナビが設定できなくなっていたようですが,現在は復活しています.

 ただし,選択すると「納車まで数ヶ月お時間がかかる場合があります」との注釈付きなので,半導体の確保が厳しい事情が伺えます.

 現在は中古車市場が高騰していますが,このように新車の装備が削ぎ落とされてしまってきている現状を見ると,それもやむなしという印象ですね・・・.

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