現行CLAは2019年にフルモデルチェンジされ登場しました。
先代CLAは2013年デビューだったので、6年後のフルモデルチェンジです。
2023年秋にはマイナーチェンジが実施され、後期型に移行しています。
今年の9月で登場から丸5年が経過し、モデル末期と呼ばれる時期が近づいてきています。
私は2019年式初期ロットのCLA200dに乗っていますが、古びてきている感じはあるのでしょうか?
エクステリアデザインは?
CLAは「美意識に従え」というキャッチコピーのもと、かなりスタイリッシュなデザイン性を売りにしています。
前期型のデザインはかなり好評だったのか、後期型ではほんの少しのデザイン変更が実施されただけでした。
Cクラスなど、CLAよりも後に登場した同じボディサイズのモデルもありますが、CLAも決して古びたデザインの車には見えません。
登場5年目でも十分にデザイン鮮度を保っていると言えるでしょう。
インテリアデザインは?
2連ワイドモニターを配したデザインとなっていますが、モニターサイズは10.25インチと小さめでディスプレイのベゼルも太めです。
メルセデスの最近のモデルはセンターコンソールに大型のモニターを配置するトレンドになっており、2連ワイドモニターのインテリアは1世代前感が少しだけ醸し出されます。
それでもフルデジタルメーター採用となっており、先代CLAの古典的なアナログメーターからは一気に近代化が図られた印象です。
アンビエントライトもCセグメントとしては信じられない充実ぶりです。
まだまだインテリアについても同セグメントのライバルメーカーには優っているように感じます。
装備面は?
先代CLAから現行世代にバトンタッチされ、一番大きな進化はクルーズコントロールのハンドル支援が搭載されたことだと個人的には感じています。
先代は車間距離制御のみとなっていましたが、現行型は当時のSクラスと同等のステレオカメラ+ミリ波レーダーを装備し、滑らかなハンドル支援機能が搭載されました。
ロングドライブは非常に楽です。
厳密には現行Cクラス以降と比較して、運転支援の違いもあることは事実ですが、実用上はほとんど問題になりません。
この完成度のシステムを2019年の時点でAクラス系に搭載してきたメルセデスはさすがだと思います。
運転支援の面から「新車に買い替えたいなぁ」と思わされることは皆無です。
その他、ヘッドアップディスプレイなども現行型から搭載され、先進感を味わうことが可能です。
あとはシートベンチレーターとステアリングヒーターさえ備われば100点満点だったのですが・・・。
まとめ
2019年のフルモデルチェンジで内外装、装備面ともに足長の進化を遂げた現行CLAはデビュー5年が経過しても十分な商品力を持っていると言えるでしょう。
ただし、円安の影響でかなり値上げされてしまっているので、販売台数は今後は伸び悩むかもしれません。
既存オーナーとしてはメルセデスの希少性、ブランド力が向上する気もするので、悪い気はしないのですが・・・。
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