先日、webCGに下記記事が掲載されていました。
第23回:メルセデス・ベンツに物申す(前編) ―恐怖の“金太郎アメ”戦略― 【カーデザイン曼荼羅】 - webCG
ドイツ御三家の一角にして、高級車の代名詞的存在でもあるメルセデス・ベンツ。この道20年の元カーデザイナーが、彼らのデザインに「オソロシイ……」と恐怖した理由は? どこを切っても似たようなクルマが出てくる、今どきのメルセデスのデザインを解剖する。
メルセデスの最近のデザインはどのモデルにも共通性を持たせた金太郎アメっぽくなっているという話です。
確かにこちらの写真のように上からCクラス、Eクラス(先代)、Sクラスとなっており、見事に相似形のデザインとなっています。
一方、最近少なくなってきたサメ顔においても同じことが言えます。
こちらの写真のようにごく普通のCセグメントハッチバックのディメンションのAクラスと大型オープンスポーツカーのSLを全く同じようなイメージで仕立ててきていることが素晴らしいと評されています。
そして、メルセデスからしたら、正面から見て車種がわかる必要はなく、「メルセデスである」ということさえ分かってもらえればOKという意図がありそうとのことです。
これはシングルフレームグリルを採用するアウディやスピンドルグリルを採用するレクサスにも言える最近の流れなのかもしれませんね。
私はCLA200dに乗っていますが、個人的には「くの字」のデイタイムランニングライトがメルセデスらしさを主張してくれているような気がして個人的にはお気に入りです。
上の写真のAクラスなどはマイナーチェンジを機にデイタイムランニングライトが「くの字」ではなく、一直線に改変されてしまいましたが、今後のメルセデスのデザイントレンドがどのような方向へ向かうのか楽しみですね。
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