私は現在30歳代前半で小規模病院で内科医をしています.今回は私が医学部に入るまでの人生について書きたいと思います.私の両親は医師ではなく,ごく普通の一般家庭で生まれ育ちました.特に勉強しなさいと言われるような家庭で育ったわけではありませんが,小学校低学年の頃からは進研ゼミのチャレンジをコツコツやっていました.特に勉強が好きではなかったですが,嫌だとも思ったりはしない感じでした.小学校3年生頃からは近所の友達と一緒に英語と算数を習うことのできる塾に通ったりしていました.小学校高学年になってからもテストで100点を取ることが多く,児童会役員などもやったりして何気にでしゃばりで目立ちだがり屋な小学生だったと思います.一般的な問題を解くことは得意でしたが,難しい問題をすらすら解けるほど応用力はなく,一時期,中学受験も検討したことがありますが,過去問があまりにも難しすぎであっさり挫折・・・.父親からは「いい中学校に行ったとしてももしも高校まで順当に進学できなかったら逆に恥ずかしい」とも言われたりもしたので,普通に地元の公立中学校に進学することになりました.ちなみに同級生の頭のいい子は医師になりたいと公言していたりしましたが,私は小学校の卒業アルバムには,特に深く考えずに,将来の夢は弁護士になる等と書いたりしていました.この頃には自分が将来医師になるなどという想像は全くしていませんでした・・・.
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