【メルセデス・ベンツ】マルチビームLEDヘッドライトについて【CLA200d】

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 私のCLA200dにはマルチビームLEDヘッドライトシステムが搭載されています.CLAなどAクラスファミリーに搭載されるマルチビームLEDはメルセデスの第一世代のもので片側18個のLEDを個別に制御するものになります.Cクラス(W205)後期型などに搭載される第二世代のものは片側84個になり,Sクラス(W223)に搭載されるものは路面に標識などを投影することが可能にある最新世代です.

 では第一世代のマルチビームLEDはイマイチなのか???と思われますが,実用上,ほとんど問題なく,優秀に作動してくれます.

 高速道路や郊外のバイパスなどではほぼ常時作動しっぱなしの状態になり,路肩方面は常にハイビームで明るく照らしてくれ,先行者や対向車は適切に遮光してくれます.このシーンが一番恩恵が大きいです.

 また,駐車場などでごく低速で大きく旋回するシーンでも旋回方向にロービームが動き,コーナリングライトとして行き先を見やすく照らしてくれます.

 問題は,街中を低速で走行している場面です.特に,先行者や対向車がおらず,「自分ならハイビームにするなぁ」というシーンでも街灯などがそこそこ多いとあまりハイビームになってくれません.かなりの田舎道ならもちろん適切にハイビームになりますが,上記の高速やバイパス走行時のように路肩を常に照らしてくれるというような作動にはなりません.ここが残念ポイントですね.

 もう一つ,残念な場面は,アダブティブハイビーム機能をオンにしているとマニュアル操作でハイビームにできないという点です.そのため,どうしてもマニュアルでハイビーム全灯したい場合はウインカーレバーを常に手前に引く(常時パッシング状態)にして乗り切らなければなりません.

 もちろんアダプティブハイビーム機能をオフにしてしまえは普通の車と同様にマニュアルでハイビームにすることは可能です.市街地中心の用途で適切にアダプティブハイビームが作動しない環境ばかりのユーザーは,オフにしてしまうのも一案かもしれません.(高速道路使用時はオンにした方が絶対に快適です.)

 このようにメリット,デメリットがあるマルチビームLEDヘッドライトですが,刻一刻と照らす先を自動制御されていく様子は運転していても未来感があり,ニヤついてしまいます.最近では比較的廉価な車にも装備されるようになってきている機能ではありますが,交通事故予防にも効果を発揮しますので,どんどん普及していってほしいものですね.

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