【メルセデス・ベンツ】CLA200d 得意な道,苦手な道【ハンドリング特性は?】

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 今日はCLA200dのハンドリング特性についてです.

 CLA200dはメルセデスのAクラスファミリーとしては最もアジリティを追求したハンドリングのモデルとなっています.

 足回りもAクラスのFF車とは差別化され,リヤサスがトーションビームからマルチリンクへアップデートされています.

 不快に感じないギリギリなラインで足回りは固められており,運転していて楽しさを感じられる設定となっています.

 そんなCLA200dですが,得意な道,苦手な道はどんな感じでしょうか・・・.

高速道路

 これは文句なくCLA200dが得意なフィールドでしょう.

 CD値0.23という抜群の空力性能とメルセデスのお家芸でもある直進安定性は素晴らしく,高速道路を安心して巡航できます.

 キツめの目地段差で突き上げを感じるシーンはありますが,それ以外は快適そのものです.

 ステアリングのスローな特性も高速道路では非常にマッチしています.

市街地

 市街地の乗り心地は路面状況に依存します. 

 凸凹が大きい道では硬めの足回りの影響でユサユサ揺すられるような乗り心地になります.

 それでもハンドリング自体は,路面の凹凸の外乱は受けにくく,ゆったりと走ることが可能です.

 このあたりもスローなステアリングギヤ比の恩恵かと思います.

ワインディング

 ワインディングは正直あまり気持ち良くはありません.

 CLAには「ダイレクトステアリング」が標準装備されており,ステアリングを切れば切るほどクイックになる特性を持っています.

 それでも,CLA200dはフロントに重いディーゼルエンジンを積む影響もあってか,回頭性が今ひとつです.

 前車セリカは軽量ライトウェイトカーだったので,ワインディングをヒラヒラと走ることができていましたが,CLA200dではどうしても「よっこいしょ」という感じの旋回性を感じてしまいます.

 それでもSUV系などと比べると十分に俊敏なのでしょうが,個人的にはもう少しクイックなステアリングで軽快なワインディング走行を楽しみたかったなぁという印象は抱いてしまいます.

まとめ

 CLAは硬めのサスペンション設定ではありますが,ステアリングはメルセデス流の穏やか方向です.普段乗りのシーンではダラッと楽ちんに運転することが可能であり,この設定は正解だとは思います.ダイレクトステアリングでワインディングの軽快さも演出しようとしてくれてはいますが,この部分だけは過度な期待は禁物でしょう.とはいえ,私は普段からワインディングを走行する機会は多くないので,現状のセッティングで何ら不満はありません.

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