メルセデス・ベンツ日本は2018年1月19日よりシェアカー・プラスというサービスを導入していました.
新車購入後3年間,希望のモデルを3回無料で週末レンタルできるサービスです.
ここぞというときにSLを借りてオープンカーデートをしたり,Sクラスを借りてセレブな旅行に出かけたりといったことを想定していたと思われます.
私も1回だけ荷物を運ぶ必要があった際にV220dをシェアカー・プラスで無料レンタルしました.
車を受け取るためにディーラーに行った際には同意書に署名をさせられ,その同意書には免責30万円と記載されていました.大きな事故をしてしまうと30万円も払う羽目になります.通常のレンタカーより遥かに高額であり,不親切な設定だと感じてしまいます・・・.
この免責額が頭をよぎり,私はもうすぐCLA200d購入3年を迎えますが,シェアカー・プラスをその後利用することはありませんでした.
実際,営業マンにも「シェアカー・プラスってみなさんよく使われていますか?」と尋ねても,「ほとんど利用者がいない」との返答でした.
そして,今回,メルセデス・ベンツ日本の公式サイトに「2022年9月1日以降に新車をご注文いただいたお客様には本サービスの適用はありません。本サービスがご利用いただけるのは2022年8月31日までに新車をご注文いただいたお客様のみとなりますので、あらかじめご了承ください。」との記載を見つけてしまいました.
シェアカー・プラス自体は面白い試みだったのですが,高額な免責額の問題などもあり,利用が進まなかったのかもしれません.そしてディーラー側にとってもあまりメリットのないサービスだったのかもしれません.(選べる車種も時期やディーラーによって制限がありましたし.)
今後もメルセデス・ベンツ日本は面白いサービスを導入してくれることに期待はしたいですが,半導体不足などが落ち着くまではしばらく厳しいかもしれませんね.
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