CLA200dにはアドバンスドパッケージを選択すると360度カメラシステムが搭載されます.
非常に高解像度のカメラで周囲を確認することができるので,狭い駐車場や幅寄せの際に重宝します.
ただ,上記記事で詳述していますが,弱点もあります.
左右バンパーのコーナー部分の障害物との距離感が今ひとつ掴みにくいことです.
カメラはフロントエンブレムの直上に搭載されているので,コーナー部分とはかなり離れてしまっているので仕方ないことなのかもしれません.
それを補ってくれるのがパークトロニックです.
これは所謂近接センサーであり,低速走行中に障害物との距離が近いと自動的にセンターモニターとヘッドアップディスプレイに距離を占めるアラートが立ち上がってくれます.
どの程度障害物に接近しているかの目安になるため,360度カメラの情報を合わせて判断すればぶつけてしまうリスクはかなり減ると思います.
近接センサーはフロントバンパーの角に埋め込まれているので,360度カメラが苦手とする場所を最も正確に距離測定してくれます.
ただ,あくまでも距離は目安であり,パークトロニックの表示でまだ余裕があるからといって,絶対に接触しないという保証まではありません.
パークトロニックの表示は参考にしつつも,自信がなければ運転席から降りて障害物との距離感を目視するというのが最も安全な方法かと思います.
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