※2023年9月に国内導入されたマイナーチェンジ後の後期型モデルについては下記記事をご参照ください.
2023年3月15日,メルセデスベンツ日本はCLAの2023年モデル「MP202302」の詳細を発表しました.
CLAは2022年にドイツ本国でマイナーチェンジ版が既に発表されており,今回の「MP202302」モデルがおそらく前期型としての最終モデルになると思われます.
さて,今回の年次改良でどのような変化はあったのでしょうか?
値上げ
まずは値上げです.
年次改良前はCLA180で532万円でしたが,今回,548万円に値上げされています.
CLA200dは567万円でしたが,今回,585万円に値上げされています.
15万円以上の値上げですね.
その他,メーカーオプションの価格も数万円ずつ値上げされています.
昨今のインフレや円安を考慮すると仕方ないのかもしれませんが残念です.
装備は?
装備面では変更はありません.
AMGラインのインテリアの素材の名前がDINAMICAからMICROCUTに変更されていますが,実態はほぼ同じものなのだと思います.
オプションは?
実はここが一番大きな変化点です.
これまで,非AMGラインでも「レザーエクスクルーシブパッケージ」を選択することで本革シートを装備可能でしたが,今回の年次改良からは選択不可になりました.
非AMGラインのレザーエクスクルーシブパッケージでマキアートベージュの内装は個性的でおしゃれだと思っていましたが,これからはもう中古車で狙うしかなくなりました.
まとめ
Aクラスのマイナーチェンジ版が大幅値上げで国内導入され,CLAとの価格差がない状態になっていましたが,今回の変更で少しまた開きました.
上記記事は今回の年次改良前のもので,CLA200dフルオプション価格が679.6万円でしたが,今回の年次改良で700.7万円になり,ついに本体価格でも700万円の大台を突破してしまっています.
私が購入したときは消費税が8%であり,メーカーオプション半額キャンペーンを開催していたこともあり,車両本体価格は530万円でした.
この3年間,同じ前期型というモデルであるにも関わらず.いくらなんでも値上がりしすぎな気がしてしまいますね・・・.
100万円級の大幅値引きがあるなら良いのですが,どうなんでしょうか・・・.
さらに,2023年内に国内に導入されるであろうマイナーチェンジではAクラスと同様に50万円前後の値上げがあり得るかもしれません・・・.
反面,中古車価格は最近,こなれてきていますので,中古の前期型を検討するというのもアリな気がします.
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