【メルセデス・ベンツ】CLA200d サッシュレスドアってどう?【特別感はある】

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 CLA200dは4ドアクーペに分類される車です. 

 4ドアではありますが,クーペなので,前後のドアは窓枠がないサッシュレス構造となっています.

 一般に2ドアクーペなどのスポーツカーはサッシュレスの窓を採用していますが,4ドアでサッシュレス採用は近年では少なくなってきています.

 サッシュレスのメリットは見た目のスタイリッシュさだと言われています.

 とはいえ,窓枠ありのドアを採用するAクラスセダンとサイドビューを比較するとサッシュレスかどうかがスタイリングに大きな影響は与えていないような気はします.

 Bピラー部分とドア上部のメッキモール部分で窓枠ありのAクラスセダンでは割線が入りますが,サッシュレスのCLAではこれらの部分の割線がなくなります.

 サッシュレスがスタイリッシュと言われますが,セダン系のこれらの割線が全体のデザインに著しい悪影響を与えているとは思えません.

 ドアの開口部自体はメッキモール部分も含めて開閉する窓枠ありのAクラスセダンの方が広く確保することはできそうです.

 そう考えると,エクステリアデザインを重視してサッシュレスドアを採用したというよりも,「サッシュレスドアのある車に乗り込む時の特別な感覚」を重視してCLAはサッシュレスを採用したような気がします.

 実際,窓の開閉時にサッシュレスだとちょっと特別な車に乗っているような気がします.

 長年,窓枠ありの車に慣れ親しんだ方には逆に違和感があるのかもしれませんが,私は前車も2ドアクーペだったので,自然と受け入れられましたし,サッシュレスのスポーティーな感覚が大好きです.

 ただ,開閉時に窓ガラスを同乗者に触られるのが嫌という方もいるようです.(指紋などが付着するので・・・)

 ほとんどの方はボディーパネルを押してドアを閉めるので,窓を押してドアを閉めることは少ないとは思いますが・・・.

 また,もう一つのデメリットとしては,窓枠がないのでボディー剛性が落ちやすいと言われています.

 CLAは開閉時にドアが5mm程度下がり,ドアが完全に閉まってから「シュッ」と窓が閉まる機構が備わっているので,これによりしっかり窓枠がフレームに密着して剛性の低下を防いでいるようです.

 この機構が災いして,助手席側の窓が数mm下がったままになる不具合にも見舞われたこともありますが,現在はプログラムアップデートで解決しました.

 なお,GLCクーペなどSUV系にも「クーぺ」と名付けられたモデルがありますが,こちらはサッシュレスドアではありません.

 これらのSUV系のクーペは確かにAクラスセダンなどと同様,Bピラー部分のメッキモール上部には分割線が存在しますが,デザイン上はしっかりクーペとしての体裁を保っています.

 こうしたことから,おそらくCLAも現在のデザインのまま,窓枠ありで設計することも容易だったとは思います.

 サッシュレスドアは絶対に必要な装備というわけではありませんが,なんとなくスタイリッシュでかっこいいので私は好きです.

 現在のメルセデスラインナップを見渡すとサッシュレスドアは背の低いクーペ系モデルの特権と言えるのかもしれません.

 

 

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