私はメルセデス・ベンツのCLA200dに乗っています。
優秀な全車速追従クルーズコントロールが搭載されていますが、実はスピードリミッター機能に切り替えることも可能です。
ステアリング右側の操作パネルの左上のボタン「LIM」と記載されています。
これを押すことにより「クルーズコントロールの速度設定」と「スピードリミッターの速度設定」を切り替えることができます。
普段はもちろん「クルーズコントロールの速度設定」として使用していますが、先日、郊外の非常に空いた道を走行中、いい天気で警察も取り締まりをしているリスクがありそうだったので、スピードリミッターモードを試してみました。
「LIM」ボタンを押すことによりスピードリミッターを設定できるようになるので、その後、普段のクルーズコントロールの速度を設定するような感覚で速度スイッチを上下に操作して希望の速度でリミッターを設定することができます。
こうすることにより、予め設定した速度以上はスピードが出なくなります。
これでうっかりスピード違反をしてしまうことを防げます。
もちろんクルーズコントロールで設定してしまってもいいのですが、信号が多めの一般道ではスピードリミッターを設定して自分の足で速度調整するほうが楽だったりするので、状況に応じて使い分けるという形でOKだと思います。
ちなみにスピードリミッターがかかっていると急加速で回避しなければならない状況で加速できずに危険なのではないかと思われるかもしれません。
実はアクセルペダルをキックダウンスイッチの領域まで踏み込むとリミッターが解除され、普段通り急加速することが可能になります。
このあたりもよく考えられた作りであり、十分に実用的と言えそうですね。
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