CLA200dにはDYNAMIC SELECTと呼ばれる走行モード切り替え機能が搭載されています。
電子制御ダンパーやエアサスが搭載されているわけではないので、足回りの硬さは変わりません。
エンジン・トランスミッションの制御の変化、ESP制御の変化、ステアリングの重さの変化をそれぞれ選択できるのみです。
私は普段はデフォルトのConfortモードで街乗りをしています。
高速道路を走るときのみ、Individualモード(ステアリングのみSports,他はComfortに設定)を利用しています。
常にIndividualモードでも悪くはないのですが、エンジンオフにしてしまうと毎回Confortモードに戻ってしまうので、「それならConfortでいいや」と思ってしまいます。
専門の整備工場でコーディングをしてもらえば、前回最終選択したモードをデフォルトに設定することも可能とのことですが、個人的にはそこまでモード切り替えにこだわりはないので、高速道路に乗る時以外はほとんど触っていません。
一般道でSportsのハンドルだと交差点を曲がる際や駐車場での取り回しでハンドルが少し重いなぁと感じるので、Confortの方が使いやすいと思います。
Sportsのハンドルも異常に重いというほどではないので、女性でも十分に回すことは可能ですが、長時間運転することを考えるとConfortのセッティングが無難です。
一方、一般道でも市街地を抜けて平均車速が高めの郊外路に入った場合はSportsのハンドル設定にした方が直進安定性がより高まるようなフィーリングを得ることができるので、気分に応じてはアリだと思います。
ワインディングでは楽に駆け抜けたいなら意外とConfortモードの方が軽快で疲れにくいかもしれません。
Sportsではより反力が増すため、ステアリングフィールが濃厚になり、正確なライントレースを狙えますが、切り返しが多いワインディングでは疲労の原因にもなりそうなので、こちらもお好みでどうぞという感じですね。
エンジンについてはディーゼルでSportsにしても回す楽しみがあまりないので、実質的にはIndividualをどう設定してどう使いこなすかが鍵になってくるのだと思います。
私は「高速道路専用モード」としてIndividualを設定しており、満足しています。
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