CLA200dはCセグメントハッチバックの「Aクラス」をベースに4ドアクーペ化された派生車種です．
サイズ感としてはCクラスや3シリーズなどのプレミアムDセグメントセダンに匹敵しますが，成り立ちとしては1ランク下です．
CLAの立ち位置としてはカジュアルで適度にスポーティーな4ドアクーペという感じであり，ラグジュアリーセダンのような高級感・快適性を期待して買ってしまうと後悔するかもしれません．
そんなCLAではありますが，乗っていて「いい車だなぁ」と感じることはあります．
今回は私が「いい車感」を感じることについて書きたいと思います．
ディーゼルエンジンのトルク
最大トルク320Nmのディーゼルエンジンは街中領域での中間加速でびっくりするほど力強く，気持ちいい加速を提供してくれます．
一般的なコンパクトカーでは味わえないフィーリングだと思います．
最高出力は150馬力しかないので，決して速い車ではありませんが，実用上はなんの不満もなく，ディーゼルっぽいガサツなサウンドはほぼ聞こえないので，ディーゼルにして良かったと感じます．
高速安定性
高速道路を走っている時の安定感・安心感の高さは格別です．
「さすがメルセデスだなぁ」という気持ちに浸りながら走行できるという喜びは格別です．
ただ，高速道路でのロードノイズは大きめなので，ここは上級車種としっかり差別化されています．
キラキラのインテリア
アンビエントライトが盛り盛りのインテリアとAMGレザーエクスクルーシブパッケージの本アルミオーナメントパネルは個人的にはかなりお気に入りです．
Cセグメントベースとは思えないインテリアの質感の高さは車が動いていない時でも「いい車に乗っている」感を味わうことができます．
まとめ
CLA200dはラージサイズセダンのようなラグジュアリー感は薄めですが，その分コンパクトかつ軽快に動くため，ドライビングはスポーティで楽しいです．
メルセデスらしいまったりとしたステアリングを維持しつつもスポーティに仕上げた味付けは絶妙だと思います．
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