【メルセデス・ベンツ】CLA200d 非AMGラインのレザーエクススクルーシブパッケージについて【選ぶ意味はあるか?】

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 今日はCLA200dの非AMGラインのレザーエクスクルーシブパッケージについて考察します.

 これはAMGラインを選ばなくてもレザーシートに出来て,ブラウンウォールナットウッドインテリアトリム,アンビエントライトが付くというオプションになります.

 オプション価格は266000円です.実はAMGラインの266000と全く同じ価格です.ただし,AMGラインとは同時装着はできません.

 なお,AMGラインでレザーにしたい場合はAMGレザーエクスクスクルーシブパッケージというオプションが213000円で用意されます.こちらはインテリアトリムがウッドではなく,アルミニウムになります.そしてAMGラインそのものにフロントドアの部分以外のアンビエントライトが含まれるので,割安に設定されています. 

 ドイツ本国サイトで確認するとアルミニウムのパネルの料金は€208.25(約27000円)でウッドのパネルの料金は€309.4(約40000円)と差別化されており,ウッドの方が高級となります.それでもウッドパネルの質感についてはW205のCクラスなどと比較すると面積も小さく,かなり差はある印象です・・・

過去にこの記事で日本でのアルミニウムパネルの価格は17000円相当だと記載しましたが,意外と本国よりも割安な設定なのかもしれませんね.

 さて,では非AMGラインでレザーエクスクルーシブパッケージを選ぶ意義ですが,正直コスパの面ではAMGラインを選んだ方がお得であることは間違いない印象です.

 その1番の理由はマルチビームLEDのヘッドライトがAMGラインを選ばない限り装備できないという点です.見た目もスポーティーになり,アンビエントライトも付き,マルチビームLEDヘッドライトまで装着されるAMGラインの266000円は非AMGのれザーエクスクルーシブパッケージの266000円よりも圧倒的にお得感があります.

 それでも非AMGラインのレザーエクスクルーシブパッケージをつけるべきという方は以下の通りでしょう.

・そもそもAMGラインの見た目よりも標準仕様の見た目の方が好き

・できるだけ安く済ませたいが本革シートだけは絶対に譲れない(AMGラインでもAMGレザーエクスクルーシブパッケージを装着すれば本革にはできますが,追加コスト213000円がかかります.)

・内装色をマキアートベージュにしたい

・ヘッドレスト一体型となるAMGラインのシートが嫌(それならAMGラインを選ばず素の状態で乗るという選択肢もありです.) 

・絶対に木目パネルが欲しい

このような方々のみが選択すべきオプションと言えるでしょう.

 私はマキアートベージュのインテリアのCLAを見たことがありますが,確かに落ち着いた色合いでスポーティーというより高級サルーン的に乗りたい方にとっては魅力的な選択肢となるかもしれませんね.

 日本市場でのCLAはAMGライン搭載車の方が圧倒的に売れると思われますが,このような多彩な選択肢を残してくれているメルセデスジャパンにはありがたいと思わなければいけないのかもしれませんね.

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