メルセデスベンツ日本は2021年末ころよりAクラスファミリーが近日中にパワーシートが廃止となる見込みでるとアナウンスしていました.
Aクラス,CLAなどは2022年4月に価格改定,装備改訂されたものがMP202202というモデルナンバーで発表されました.
オンラインのカタログなども4月に更新されていました.
そんな中,GLBに関しては公式サイトでは2021年12月のカタログのまま放置されていましたが,ついに2022年6月23日版に更新されました.
今回はGLBの値上げ幅について書きたいと思います.
価格は?
GLB 180は557万円から568万円へ11万円アップです.
GLB200d 4MATICは581万円から593万円へ12万円アップです.
GLB35 4MATICは782万円から810万円へ28万円アップです.
AMGラインなどのオプション価格も1万円前後の幅で値上げされています.
装備内容は?
・パワーシート廃止(AMG35以外)
これに伴い,シートポジションのメモリー機能も廃止されます.
・電動ランバーサポートは維持
背中の盛り上がり具合を変えてくれる機能です.こちらは電動調整が維持されました.
・コネクテッドサービス有料化?
コネクテッド系のサービスの項目には「サービス利用には情報通信サービス契約が必要となります.」と記載があります.
従来は3年間は無料でしたが,今回から有料化される可能性が高い印象です.
・パタゴニアレッドの設定拡大
12万円の高額オプションカラーで,これまではAMG35限定でしたが,今回から全てのグレードで選ぶことができるようになりました.
・テレビ機能が標準装備に戻りました.
2021年秋の年次改良以降,11.9万円のオプションになっていましたが,こちらが標準装備化されました.
まとめ
AMG35以外ではパワーシートが廃止されたにも関わらず,10万円以上の値上げです.
AMG35の値上げ幅から考慮するとパワーシートは16万円相当の装備のようですが,メルセデスという高級車ブランドには必須装備であって欲しいものですよね・・・.
テレビ機能が標準装備化されたとはいえ,値上げ・改悪のモデルだと言えると思います.
中古車市場も高騰しているので,待てるなら新車で買う方が安いというケースもあるかもしれませんが,パワーシートなしのGLBはリセール悪化は避けられないと思うので購入は慎重に検討した方がいいでしょう.
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