【メルセデス・ベンツ】Eクラスディーゼル,ISGの燃費貢献度は?【2022年モデルより搭載】 

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 私は最近まで気が付きませんでしたが,Eクラスはしれっと年次変更が行われており,2022年6月に日本導入されたモデルよりE220dにISGが搭載されるようになっていました.

 従来型はOM654型の2L直4ディーゼルでISGなしの純内燃機関でした.

 最高出力194PS,最大トルク400Nmでした.

 これが2022年モデルではCクラスと同様にISG搭載の2L直4ディーゼルOM654Mにバージョンアップされていたのです.

 最高出力は200PS,最大トルク440Nmとパワーアップしており,さらに202Nmを発揮するモーターが組み合わされるようになりました.

 車両重量は従来型が1800kgでISG搭載後のモデルは1830kgとなっています.

 WLTCモード燃費は従来型が16.8km/LでISG搭載後は18.0km/Lに向上しています.

 ちなみに

 市街地モードは13.4から14.3に改善

 郊外モードは16.6から17.8に改善

 高速モードは19.2から20.6に改善

 されており,全速度域で満遍なく改善が得られていることがわかります.

 マイルドハイブリッド化で劇的な燃費改善とまではいきませんが,CクラスにおいてもISG搭載での燃費改善は1.6km/Lでしたので,まぁこんなものなのかもしれません.

 Cクラスで採用されたマイルドハイブリッドディーゼルを間髪入れずにEクラスに移植してくるあたりはさすがメルセデスの年次改良という感じですね.

 ただ,EクラスベースのCLSにはマイルドハイブリッドディーゼルは搭載されずに従来型のCLS220dが継続販売されています.

 このあたりはCLSは次期型が開発されず,フェードアウトしていくという未来を暗示しているのかもしれません.

 

 

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