私はCLA200dに乗っています。
「8G -DCT」と呼ばれる8速DCTを搭載した車種であり、通常のトルコンATからの乗り換えだとほんの少し違和感を抱く方もいると思います。
今日はDCTのギクシャクさせずに乗るコツについてまとめたいと思います。
0〜20km/hのアクセルワークは慎重に・・・
渋滞中や裏道を走行している際など、0〜20km/hの速度域ではとにかく慎重にアクセル操作をすることを心がけましょう。
急にアクセルを抜いたり、惰性走行からいきなり強めにアクセルを踏み込んだりするとギクシャクが起きやすくなります。
できるだけアクセル操作は控えめに惰性で走行するようにすると滑らかに運転できます。
なので、渋滞中も前の車にピタッとつくことはせずに、車間距離を取りながらゆっくりと着いていく運転が理想的だと思います。
一般道での急加速にはご用心。
これはDCTと大トルクディーゼルの組み合わせにより生じる事象かもしれませんが、30〜40km/hで走行中に急加速しようといきなりアクセルを深く踏み込むとキックダウンして思った以上のトルクが立ち上がることがあります。
トルコンATならもう少し滑らかにトルク変動しそうなものですが、DCTは結構ダイレクトにトルクが立ち上がるため、同乗者はもちろん、ドライバーも予想外に驚くような加速度が立ち上がることがあります。
市街地レベルの速度域からの急な追い越しには気をつけたほうがいいでしょう。
ゼロ発進や高速領域は全く問題なし。
DCTはゼロ発進でギクシャクするという口コミを見かけますが、少なくともCLA200dに搭載される湿式DCTに関してはゼロ発進はトルコンATと全く同等と言える滑らかなシフトアップを実現してくれています。
高速走行ではキックダウンの違和感も全くなく、スポーティーな変速を実現してくれて、運転していて楽しいトランスミッションと言えると思います。
まとめ
私は納車されてしばらくはギクシャクする低速時の挙動に違和感を感じていましたが、ドライバーが慣れたことと、トランスミッションのプログラムの学習が進んだことの影響で、最近はギクシャク感をほとんど感じることはなくなっています。
4万キロ程度走りましたが、劣化も全く感じません。
低速域でのアクセル操作にさえ慣れてしまえば本当に良いトランスミッションだと思います。
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