2021年に国内に導入されたW206型の現行Cクラス.
まだマイナーチェンジはされていませんが,2023年後半に2024年モデルへ年次改良が実施されました.
MP202401というコードで販売されるモデルですが,装備,オプションに変更が加えられていますので考察します.
価格は?
2023年モデルのC200アバンギャルドが695万円でしたが,2024年モデルでは698万円となっています.3万円アップですね.
2023年モデルのC220dアバンギャルドは709万円でしたが,2024年モデルでは713万円となっています.こちらは4万円アップです.
意外にもベース価格の値上げは控えめですね.
装備内容は?
これまでC200やC220dには標準装備だったDIGITALライトがベーシックパッケージへのオプション化されてしまいました.
ベーシックパッケージを装着しない場合は単純にハイ/ロー切り替えのみのアダプティブハイビームアシストになってしまいます・・・
そして,ベーシックパッケージ(他にARナビ,ヘッドアップディスプレイを含む)は18.3万円から42.7万円と25万円近くも値上げされてしまいました.
DIGTALライトにここまで支払うかと言われると悩ましいですね.
明るい都心部しか走らない人や,そもそも夜間走行が少ない人にとっては恩恵は少なそうです・・・.
また,電子制御ダンパーを組み込んだアダプティブダンピングシステム付きサスペンションが「ドライバーズパッケージ」として選択可能になりました.
リアアクスルステアリングとセットで21.7万円です.
2023年モデルではリアアクスルステアリング単品で16.2万円だったので,5万円アップで電子制御ダンパーがつくと思うとお得かもしれません.
あとはフットトランクオープナーが2024年モデルでは標準化されたようです.
まとめ
フルオプションのC200だと本体価格で887.2万円となります.
諸経費やディーラーオプション,延長保証など含めるとコミコミ950万円程度の予算が必要になります.
完全に一昔前のEクラス並みの価格感となっています.
やはりエントリーモデルのC180が廃止されてしまったのが痛いですね.
セダン系は特に中古車市場が下がりやすいため,良質な認定中古車なども含めて幅広く検討することをお勧めいたします.
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