【メルセデス・ベンツ】2024年モデルのCクラスはC180廃止・・・【年次改良】

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 2023年9月に実施された年次改良でCクラスの2024年モデルが発表されました.

 「MP202401」と呼ばれる2024年モデルのCクラスですが,C200アバンギャルド,C200 4MATICアバンギャルド,C220dアバンギャルドのラインナップとなりました.

 2023年モデルにあったC180アバンギャルドは廃止されてしまいました・・・.

 C200アバンギャルドは2023年モデルは695万円,2024年モデルは698万円と値上げ幅はごくわずかですが,2023年モデルに存在したC180アバンギャルドは599万円スタートだったので,Cクラスセダンのスタート価格が100万円値上がったことになります.

 2022年2月に遅れて登場したエントリーモデルのC180はわずか1年半で終売となってしまいました.

 C200と同等のISGも搭載していますし,アダプティブハイビームが非搭載である点に目を瞑れば最もコスパのいいCクラスとしておすすめできるグレードだと思っていたのですが,残念ですね.

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 おそらくメルセデスベンツ日本としてはBMWが318iを500万円前半から導入したことの対抗措置としてC180を投入したのでしょうが,Cクラスは価格競争しないという路線に舵を切ったように感じます.

 もっともCクラスセダンの下に位置するCLAクーペも2023年のマイナーチェンジで値上がってしまい,CLA180で573万円スタート,CLA200dが607万円スタートと従来のC180と完全にバッティングする価格帯になってしまっていることもC180を日本市場から廃止する遠因となったのかもしれません.

 CLAとCクラスでは乗り味に大きな差があり,上質さを求める方はCクラスを選んだ方が無難です. 

 デザインはCLAの方が若々しいですが,Cクラスのデザインも決して悪くはないので,認定中古車も含めて広く選択肢を持って検討されることをおすすめいたします.

 

 

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