CLA200dは最低地上高120mmと低めです．
さらに，FRモデルのCクラス以上と比較してフロントオーバーハングが長めになっているので，段差で擦らないか心配になります．
今日は私がCLA200dに2年近く乗ってきての使用感について書きたいと思います．
警告音はしばしばなるが意外に擦らない
やや大きめの段差がある駐車場から車道へ出るシーンなどではフロントの接近警告音やヘッドアップディスプレイやセンターモニターに表示される接近警告画像がしばしば出ます．
ただし，実際に擦るシーンは意外と少ないです．直角に段差を越えるよりも斜めに出るようにしたほうがより擦る可能性は低くなるのでおすすめです．
立体駐車場の下りスロープから平坦路へ切り替わるような状況でも警告音が出ることがあります．
ただし，立体駐車場程度のスロープで擦ってしまった経験は1回もないので意外と安心して大丈夫かと思います．
擦ってしまったとしても，ボディ裏のラバーパーツ
それでも，駐車場から車道へ出るシーンで擦ってしまう場所もいくつかあります．このような場合でも，擦っているのはボディ裏のラバーパーツのことがほとんどなので，過度に神経質になる必要はないかと思います．外から見えるフロントバンパー下端は全く無傷です．
立体駐車場のパレットなどは問題なし
最低地上高は120mmなのですが，立体駐車場のパレットへの入庫などで底をするシーンは全くないので安心です．
雪道は擦る覚悟を・・・
雪道の轍は擦る覚悟が必要です．普通の国産車より10-20mm程度は最低地上高が低いため，どうしても他車が作った轍をスムーズに通過することは難しいですね・・・．
結論．段差や雪道はゆっくり通ろう
このような感じで，明らかに日常使いにひどく不便だという状況にはなりませんが，多少気を遣う必要がある車であるということは事実です．段差がある場面や雪道などはゆっくりと走行することにより，ボディ裏へのダメージも軽減されると思われます．かっこいいスタイリングや空力性能とのとトレードオフと割り切って，CLAライフをこれからも楽しんでいきたいと思います．
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