先日新型GLBのマイナーチェンジに関する記事を書きました.
GLBはメルセデスの末っ子であるAクラスをベースにしたSUVです.
そんなGLBですが,値上げに値上げを重ねられた結果,GLB200d 4MATICは694万円スタートとなりました.
さらにフルオプションにすると本体価格は828万円にまで跳ね上がります.
Cセグメントハッチバックをベースにした車とは思えない価格になってしまいます.
一方,メルセデスの王道とも言える,Eクラスセダンはモデル末期ですが,相対的に割安感があります.
E200 Sportsで889万円,有償カラーを合わせても本体価格は900万円です.
AMGラインインテリアパッケージを選ばなくてもエクステリアはAMGラインのデザインとなっているので貧乏臭さはありません.
AMGラインインテリアパッケージは
・ナッパレザーシート
・プライバシーガラス
・後席シートヒーター
・スポーツステアリング
・AMGラインインテリア
・レザーARTICOダッシュボードがセットになり59.6万円ですが,装着しなくても車の本質には大きな影響はありません.
GLBよりも2クラス上のEセグメントのプレミアムセダンがフルオプションGLB200d 4MATICの70万円高で買えてしまうのは相当に割安感があると思います.
ちなみに2023年秋にはCクラスの廉価グレードC180がカタログ落ちしてしまいました.
Cクラスの現在のボトムラインであるC200にベーシックパッケージ,AMGライン,有償カラーを選択すると本体価格が789万円になります.
GLBのフルオプションよりは安いですが,Eクラスの価格差を考慮すると悩ましい立ち位置ですね・・・.
もちろん,リセールバリューはGLBなので,あえてGLBを選択するという選択肢も大いにアリだとは思います.
セダンは中古で安くなった中古車を選んだ方がお得感は高いとは思います.
Eクラスについてはフルモデルチェンジが控えており,次期型が登場すると中古車市場はかなり下がることが予想されます.
なので,今回の話はあくまで新車購入しか眼中にない人に限った話にはなりますが,現行Eクラスは割安感があります.
おそらくフルモデルチェンジでは100万円以上の価格アップを想定しておく必要があるので,現行型を新車で手に入れたい方はお早めにご検討ください.
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