私のCLA200dには2L 4気筒ディーゼルエンジンが搭載されています．
最高出力は150PS，最大トルク320Nmです．
最高出力は大したことない数値ですが，最大トルクは一昔前の自然吸気エンジンで言えば3L〜3.5L級です．
（馬力とトルクの話については下記記事もご参照ください）
最高出力というのはエンジンを最大限ぶん回した際に発揮されるパワーのことですが，日常の運転において全開でエンジンをぶん回し続けるというシーンはほとんどありません．
日常の運転でアクセルを踏み込んだ時，低回転域からでもグワっと力が湧き出てくる感覚こそが大トルクエンジンの恩恵であり，普段使いで感じることができるメリットだと私は思います．
一般道で少し飛ばし目に走るというようなシーンではアクセルワークに機敏に反応して余裕の加速を発揮してくれるので，非常に楽しいです．
とても最高出力が150PSしかない車に乗っているとは思えず，かなり速い車に乗っているような感覚が味わえます．
もちろん，アクセルベタ踏みでレッドゾーン手前までぶん回すと，高出力のガソリン車のような官能的なフィールやぶっ飛んだ加速は味わえませんが，一般道での日常的な加速という観点から考えると十分以上に楽しいです．
街乗りレベルで低回転域からのパーシャルスロットルでの加速感の気持ちよさならCLA250はもちろん，AMGの45Sにも劣らないフィーリングだと感じます．
このように一般道での実用的な楽しさと素晴らしい高速燃費を兼ね備えたCLAのディーゼルエンジンはかなりいいなぁと思います．
欲を言えば一般道での燃費がもう少し改善するとさらにいいのですが・・・．
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