私がCLA200dの実車と初対面したのは2019年，メルセデス・ミー大阪の地下駐車場でした．
その時点で私は既に契約済みでしたが，実車を見たくて海外仕様車が事前に輸入されていたメルセデスミー大阪に足を運んだのでした．
初対面の第一印象は思ったよりボンネットが低いということでした．
シャークノーズでフロントグリルが逆スラントされており，ボンネット前端がより低く見えるデザインというのも効いている印象でした．
実際に納車されてみて，私は運転席の座面を一番低くして運転しています．
それでも前車セリカよりは座面は高いですが，SUV全盛の時代において，この低めのドライビングポジションは貴重かもしれません．
低いポジションで足を前に投げ出す形で座ると，かなりスポーティーな印象になり，街乗りでも楽しくスポーティーな気分でドライブできます．
一方，先日，GQにBクラスの試乗記が掲載されていました．
ここには「機能性の高いパッケージに加えて，ドライブが楽しめる」と書いてありました．
私は点検の代車としてBクラスに乗ったことがありますが，座面が高いだけで「fun to drive」の気分はかなり削がれてしまいました．
走りが悪いわけではないのですが，高い椅子に腰掛けてアクセルペダルを踏むという行為がドライビングプレジャーを削いでしまっている印象です．
CLA200dは地面に張り付いている感じを得ながらコーナリングできるので，やはり楽しさが違います．
パワートレインはAクラス，Bクラス，CLAなど全て共通ですが，座面の高さだけでドライバーの気分は結構変わるというのを身に染みて感じました．
もちろん，私の乗ったBクラスがAMGラインでは無かったという影響もあるとは思いますが・・・．
以上，CLA200dのオーナーとして，見た目の美しさも運転しての楽しさも「低いこと」のおかげなのだなぁと感じているというご報告でした．
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