私のCLA200dクーペはCd値 0.23とかなり優秀なスペックを誇ります.
Cd値は空気抵抗の係数であり,一般に0.30以下が優秀とされています.
Aクラスファミリーで最も優秀なのはAクラスセダンのCd値0.22です.
見た目状はCLAの方が流線形な気もするのですが・・・.
ちなみにAクラスハッチバックは0.25,CLAシューティングブレークは0.27です.
SUVではGLAは0.30,EQBは0.28と公表されています.
私のCLAもアンダーボディのフラット化が大きく空力に貢献しているようです.
また,AMGラインではフロントバンパーからフロントタイヤにかけてのエアストリームダクトも搭載され,AMG5スポークツインホイールは空力にも考慮したリム形状を採用しています.
高速道路の抜群の安定性はこの空力特性によるものも大きいようです.
ドアミラー近辺にはトヨタも採用する「お魚さん」こと「エアロスタビライジングフィン」のような形状も採用されており,高速走行時の風切り音は相当に少ないです.
一般には「ボルテックスジェネレーター」と呼ばれているようです.
テールランプ横に貼り付ける形状のDIY商品も販売されているので,リアの空力を高めたいという方は検討してみてもいいかもしれません.
一方,上記記事には疑問も残ります.
Aクラスには「グリルシャッター」が導入されているという記載がありました.
メルセデス・ベンツはコンパクトクラスとして初めて「エアパネル」をオプションで設定すると記載がありました.
ドイツ本国のAクラスサイトを覗いてみましたが,そのようなオプションは見つけられませんでした.
日本国内に導入されているAクラスファミリーには果たしてエアパネルと呼ばれるグリルシャッターは搭載されているのでしょうか・・・.
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