CLA200dには2L4気筒ディーゼルターボエンジンが搭載されています．
「OM654q」と呼ばれるこのエンジンは最高出力150PSと平凡ですが，最大トルク320Nmと十分以上のトルクを発揮してくれます．
高速燃費は抜群に良いです．
そして街乗りのインプレッションについては下記記事をご参照ください．
上記記事でも記載していますが，ディーゼルエンジンの最大のメリットは40km/hあたりからの中間加速においてグワっと盛り上がるトルク感を味わえることだと思います．
しかし，通常の使用において，大きく踏み込まなくても「いいエンジンだなぁ」と感じさせてくれるシーンがあります．
それはアクセル開度20%以下の低負荷領域で巡航中にほんのわずかなアクセルペダルの踏み込みにしっかり反応してくれる点です．
CLA200dのディーゼルエンジンは1400〜3200rpmの低回転域で最大トルク320Nmを発揮します．
なので，1500rpm以下の巡行シーンでもしっかりとしたトルク感を感じることができ，アクセルペダルのほんのわずかな操作にしっかり反応してリアクションを返してくれます．
もちろん8速DCTのダイレクトなフィーリングも大きく貢献してくれていると思います．
まるでエンジンと右足が直結しているかのようなフィーリングは個人的にはかなり好きです．
ある種のEVのようなフィーリングとも言えるかもしれません．
CLA200dはアクセルベタ踏みで全開加速するようなシーンでは所詮150PSなので刺激が薄いと感じる人もいると思いますが，中間加速およびアクセル開度20%付近の領域での気持ちよさはかなりあるので，十分に満足できるエンジンだと私は思います．
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