CLA200dには優秀な全車速追従クルーズコントロール(ACC)が搭載されています.
その制御は実に自然であり,ステアリングアシストの違和感もなく,車間距離制御も相当に秀逸です.
ロックオンした先行車との間に割り込まれたとしても,急ブレーキは踏まずに本当に自然な感じで適切な車間距離を確保してくれます.
ベテランドライバーのような速度制御には感心させられます.
そんなACCですが,先日,変な挙動を見せたことがありました.
それは一般道で30km/h程度で走行中に先行車に追いつき自動でブレーキが掛かっている最中に信号が赤になったため,ドライバーがブレーキを踏んだ時に発生しました.
つまりACC作動中に機械が緩くブレーキをかけているタイミングでドライバーがそれに上乗せする形でブレーキを踏み込んだということです.
その際,相当なカックンブレーキとなってしまいました.
おそらく高速道路などの速度域では機械とドライバーのブレーキ操作が重なってもカックンブレーキにはならないのですが,30km/h程度の低速域では機械とドライバーのブレーキの協調制御がまだうまくいかないことがあるようです.
メーカーとしては一般道でのACC使用は推奨していないので,仕方ないとは思いますが,高速道路でも渋滞中などには同様のシーンが起きないとも限らないので,今後のブラッシュアップに期待です.
今回は同乗者がいなかったので特に問題はありませんでしたが,同乗者がいたら不満が出るレベルのカックンブレーキでしたw.
今後,ACC作動中に機械のブレーキと重なってブレーキを踏むようなシーンではより丁寧なブレーキ操作を心がけていきたいと思います.
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