メルセデス・ベンツのラインナップの中で中核をなすセダンといえばCクラスです．
その上にはEクラスセダンがありますし，その下にはAクラスセダンがあります．
CLAはAクラスベースの4ドアクーペですが，サイズ感としてはCクラスセダンに酷似しています．
価格帯はCクラスの方が上位車種なので高くなります．
ディーゼルモデル同士だと，C220dは709万円に対して，CLA200dは585万円スタートと100万円以上の開きがあります．
その一方で，エントリーモデルであるガソリンエンジン車ではC180が599万円，CLA180が549万円と50万円差にまで縮まります．
今回は，エントリーモデルであるC180とCLA180でおすすめなオプションを比較した状態で価格差を考察してみたいと思います．
C180のおすすめオプションは？
外観がスポーティーに変化し，リセールも影響してくる「AMGラインパッケージ」は外せないオプションでしょう．
価格は33.9万円と高額です．
ヘッドアップディスプレイとMBUX ARナビゲーションが「ベーシックパッケージ」として18.3万円です．
最先端のインフォテインメントシステムを搭載したCクラスに乗るのであればつけたほうが満足度は高まるでしょう．（ヘッドアップディスプレイが嫌いという方は外していいと思います．）
本革シートやサンルーフは選択しない状態で，合計金額は657.2万円です．
なお，AMGラインのエクステリアが必須ではないという方は，意外と，オプションなしで乗るというのもアリあもしれません．
CLA180のおすすめオプションは？
こちらも定番の「AMGラインパッケージ」が真っ先に挙げられます．
価格は38.2万円とCクラス以上に高額ですね・・・．
さらに360度カメラやヘッドアップディスプレイが含まれる「アドバンスドパッケージ」が26.5万円です．
CLA180も本革シートやサンルーフは選択しない状態として，合計金額は612.7万円です．
考察・・・
上記のように現実的なオプション搭載では価格差は45万円まで縮まりました．
一応，CLAはAMGラインにアダプティブヘッドライト（マルチビームLED）が備わりますが，C180には設定がありません．
その一方で，C180はISGと呼ばれるモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドを搭載していますが，CLA180は昔ながらの純ガソリン車です．
トータルで考えるとC180の方がお得感が際立つと私は考えます．（燃費はC180が16.8km/L，CLA180が15.3km/Lです．）
とはいえ，CLAの方がモデルライフが後半になろうとしているため，値引きが拡大している可能性が高いです．
両者を徹底的に見積もり比較してから決断することをお勧めいたします．
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