【DS3クロスバック】CLA200dオーナーが感じる率直な感想【高速道路編】

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 先日,妻のDS3クロスバックを運転して往復300km程度のドライブをしたので,メルセデス・ベンツCLA200dに普段乗っている者の目線でレビューしたいと思います.

燃費が伸びない

 行きは高速道路を利用しました.100km/h+α程度の速度でACCをセットして巡航しました.1.2L3気筒のダウンサイジングターボ+8速ATなので高速燃費は良いかと期待していましたが,高速燃費は15.6km/L程度で落ち着きました.

 もう少し速度を抑えて80km/h程度で巡航するとより良い数値が出そうですが,今回は決してかっ飛ばしたわけでもなく15.6km/Lは少し物足りない結果と感じてしまいます.

 私がかつて乗っていた2000年式のトヨタ・セリカSS-Ⅱでも高速燃費は13〜14km/h程度は出ていたので,20年前の高回転型エンジン+4速AT車と大差ない燃費というのは残念に感じました.(燃料は両車ともにハイオクです.)

 なお,CLA200dで同じようなペースで高速巡航した場合は23km/L程度は余裕で達成できると思うので,いざ家族で遠出をしようと思うとCLA200dを連れ出したくなってしまいそうです.(燃料も経由でお安いですし.)

高速安定性がCLA200dには及ばない

 Cセグメントトップクラスの高速安定性を誇るCLA200dと比較するのは可哀想ではありますが,高速安定性については,やはりDS3クロスバックはBセグメントなりだなぁと感じます.高速巡航時のステアリングのどっしりとした座り感は十分満足できるレベルですが,振動収束がビシッとはせずに,段差で少しだけボヨンボヨンと跳ねるような挙動が出ます.ホイールベースは2560mmと短いことと,1200kg台の車重で18インチタイヤを履いている影響なのかもしれませんが,フラット感のある高速走行とは言い難いです.

 一般に車高の高いSUVの方が,高速走行中のスピード感は感じにくいものですが,CLA200dとDS3クロスバックを比較すると圧倒的にCLA200dの方がスピード感を感じさせないフラットな乗り心地でどっしりと安定しています.

 この高速安定性の違いについては助手席に座る妻も同意見で強く実感していました.

静粛性はDS3クロスバックが少しだけ上

 CLA200dは高速道路でのロードノイズが結構目立ちます.タイヤがハンコックのVentus S1 evo2だからかもしれませんが.DS3クロスバックはミシュランのプライマシー4を履いていることもあり,CLA200dより静粛性はやや上と感じます.それでもそこそこにロードノイズは聞こえてくるので大差はないと思います.ただ,DS3クロスバックはBセグメントという点を考慮すると静粛性は随一と言えると思います.

シートの違いは両極端

 CLA200dのシートは硬めのバケットシートですが,DS3クロスバックはふんわりとしたフランス者らしいシートです.サイドサポートはナッパレザーでセンターはファブリックというコンビシートはスピーティーではないですが,座り心地は非常に良いです.妻はCLA200dのシートは硬くてお尻が痛くなるとよく言っていましたが,DS3クロスバックのシートはベタ褒めです.私としてはCLA200dの方がスポーツカーを運転するような気持ちになれて好きですが,ラグジュアリー感を感じられるDS3クロスバックのシートも決して嫌いではありません.

運転支援系の挙動は優秀だがドライバーは疲れるかも

 ACCの挙動の比較については明日の記事で詳述したいと思います・・・.

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