私はCLA200dに乗っていますが,最低地上高は120mmと低いです.
過去に様々なモデルの最低地上高をまとめた記事を作成しました.
CLAは私が以前乗っていた2000年式のセリカよりも20mm低く,豪雪でない時の雪道でも車両の底を擦ってしまうシーンはちらほらあります.
豪雪になるとスタックしてしまうリスクも高まります.
昨年まではそれでも頑張って走っていましたが,今年は妻の車がDS3クロスバックになったため,雪がひどい時はこちらを利用することも多くなりました.
DS3クロスバックは最低地上高185mmあります.
同じようなセグメントのヤリスクロスでは最低地上高170mmですので,それ以上に余裕はあります.
やはりSUVは全般的に最低地上高に余裕はあり,ヴェゼルも170-195mmあります.
比較的低いSUVとしてはレクサスUXやGLCが挙げられ,それでも160mmです.
メルセデスではGLAは202mmと余裕なのにGLCが低めなのはプラットフォームの違いによる影響でしょうか.
CLAでは底を擦らないかどうか不安でゆっくり走る必要がある轍もDS3クロスバックでは何も気にせずに走破できてしまいます.
DS3クロスバックはFFなので本格SUVのように道なき道を進むのには不向きですが,ある程度除雪されている街中を走る分には十分ですし,最低地上高が高ければ駐車場でスタックするリスクもだいぶ低いです.
4WDでなくても最低地上高という要素はかなり重要だと改めて感じました.
ちなみに昨年の大雪の際に,私のアパートの駐車場では4MATICのEクラスやCLAがスタックしていました.意外と4WDであるかどうかよりも最低地上高の余裕の方が大切なのかもしれません.
ただし,底を擦らない程度の雪道に限って言えばCLA200dのステアリングフィールの方がDS3クロスバックよりもロードインフォメーションは掴みやすく,安心感もあるのは事実です.
このあたりはさすがメルセデスという印象です.
轍が低い雪の高速道路などを走行する際にはむしろCLA200dの方が向いているのかもしれません.
(ちなみに装着タイヤは両車ともにヨコハマのアイスガード6です.)
ただし,目的地の駐車場の除雪状況がわからないという状況でCLA200dで雪の日に出かけるのはスタックするリスクもあり,なかなかに勇気が要るので,我が家は冬場のお出かけは基本的にDS3クロスバックを愛用することになりそうです.
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