先日,旅先でレンタカーを借りる機会がありました.
トヨタレンタカーでコンパクトカークラスを借りたので,ヤリスに乗れるかなぁと期待していたのですが,まさかのすでに発売終了となったヴィッツでした.
グレードは最低グレードで1.0Lの3気筒エンジン搭載車でした.
スマートキーもなく,ブレーキも鳴きがひどい固体でした.
高速道路は乗らないコースだったので,1.0Lでもパワー不足は感じませんでした.
しかし,ちょっとでもアクセルを深く踏み込むとCVTが回転を上げようとしてエンジンが容易に唸ります.
同乗者に気を遣う加速音となってしまい,コンパクトカーの最低限レベルのエンジンだとこれでも仕方ないかと思いました・・・.
以前の乗ったことがあるヴィッツの1.3L4気筒ならもう少し上質な走りが得られるのですが・・・.
さて,そんなレンタカードライブから自分のCLA200dに乗り換えて感じたことは乗り心地はともかく,エンジンの滑らかさでした.
CLA200dは直列4気筒のディーゼルエンジンですが,圧倒的にヴィッツの3気筒よりも滑らかで静かです.
ヴィッツの感覚で高速道路上でアクセルと踏み込んで加速しようとすると「エンジンが相当唸りそうだな・・・」と無意識に身構えてしまいましたが,CLA200dは高速での加速もエンジン音は軽いハミングをしているようなレベルで落ち着いていました.
ヴィッツのエンジン音と比べるとディーゼルエンジンではありますが,「むしろ心地よい音」と感じてしまいました.
これがCLA180などのガソリンエンジンならさらに上質感を感じられたと思います.
また,我が家の2号車のDS3クロスバックには1.2L3気筒エンジンを搭載していますが,こちらもヴィッツよりも上質な仕上がりになっていると感じさせられました.
厳密にはCLA200dのディーゼルよりも荒っぽい振動を感じることがありますが,それでも国産コンパクトカーとは別世界なのだと感じさせられました.
現行ヤリスの3気筒ガソリンエンジンには乗ったことがないので,わかりませんが,今回のレンタカーヴィッツで価格重視の国産コンパクトカーとプレミアムブランドの違いを肌で感じることができました.
その点,フォルクスワーゲンのポロの1L 3気筒ターボはノンプレミアムブランドではありますが,コストと質感のバランスに優れた逸品なのかもしれないとも思いました.下記記事で詳述していますのでご参照ください.
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