CLAのトップモデル,AMGモデルのCLA45S 4MATIC+は現在車両本体価格893万円で販売されています.
電子制御ダンバーやAMGパフォーマンスエグゾーストシステム,シートベンチレーターなどが搭載されるAMGパフォーマンスパッケージ(60.3万円)を含めるとコミコミ1000万円に届きそうなプレミアムなCLAです.
その分,スペックは恐ろしく,世界最強の2L4気筒エンジンを搭載し,最高出力421ps,最大トルク500Nを発生し,0-100km加速タイムはわずか4秒です.
法定速度の低い日本国内で乗るにはいささかオーバースペックですが,なかなかに刺激的な一台であり,見た目もAMG-GT4ドアクーペに似た迫力になります.
国内でも扱いやすいサイズでぶっ飛んだパワーという点ではなかなかに魅力的な車に映ります.
私は過去に六本木のメルセデスミーで試乗していますので,試乗レビューについてはこちらもご覧ください.
さて,そんなAMGモデルですが,一般に中古車になった時の値落ちが激しいと言われています.
CLA45Sは2019年末に登場していますが,一体どこまで値落ちしているのか見ていきましょう.
2022年3月現在の最安物件はマウンテングレーの2019年式,2.1万キロ,修復歴なし物件でした.
認定中古車ではなく,一般の中古車販売店で本体価格808万円,支払総額828万円で販売されています.
新車より170万円程度お安く手に入れることができますね.
認定中古車でもっと低走行の物件となると・・・
マウンテングレーの2021年式,0.4万キロ,修復歴なし,サンルーフ込みのフルオプション車両で本体価格938万円,支払総額963万円で掲載されています.
全く同じフルオプションを新車で見積もると延長保証,メンテナンスを抜きにしても支払総額1040万円になりますので,80万円程度安く手に入れることができますね.
●個人的感想・・・
現行CLAは半導体不足の影響もあり,非AMGモデルでも中古車価格の値下がりはまだまだ少ないです.
AMGモデルも例外ではなかったようであり,まだまだ中古車にお得感は少ないと考えられました.
1000万円級となると,他にも多くの車が選択肢となってきますので,中古車まで含めると尚更,車選びが極めて難しくなるゾーンだと改めて考えさせられました.
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