BMWは販売店のノルマが厳しく,登録済未使用車が多く出回ることが多いことから中古車価格が下がりやすいと言われています.
特にセダン系は顕著です.
とはいえ,昨今は半導体不足で中古車価格が高騰してきているとも言われていますので,今回,現行型BMW3シリーズがどの程度値崩れしているのか調べてみました.
なお,過去にはメルセデスベンツCLAの中古車価格を調べた記事もありますので,こちらもご参照ください.
現行型3シリーズの中古車価格
さて,2019年にデビューした現行型3シリーズですが,走行距離1万キロ以下,修復歴なしでソートしたところ,242台もの流通量がありました.
さすがはBMWの量販車種ですね.
価格感としては2019年式の走行距離7000km程度の物件で車両本体価格399万円あたりから狙えます.
320iはもちろん,320d X driveもこのくらいの価格感であります.
認定中古車もかなりの割合を占めています.
新車で買うとコミコミ700万円近くになることもある3シリーズなので,ざっと200〜250万円程度は値下がりしている印象です.
同じような条件で検索したメルセデスのCLAでは470万〜となっているので,車格が上の3シリーズの方が安く買えるという逆転現象が起きています.
なお,型落ちとなったばかりの旧型(W205)のCクラス,2019年式の1万キロ以内で検索するとちょうど3シリーズと同等の400万円あたりからとなっています.
現行型3シリーズはまだデビューして3年も経っていない車で中古車で買ったとしても古びた感じは全くないと思います.
旧型Cクラスと同様の価格で買えるのなら3シリーズの方がお得感はあると感じます.
メルセデスよりもBMWの方が故障リスクが高いという話は聞こえてきますが,そのリスクさえ許容できるのであれば現行型の3シリーズ,検討する価値は多いにアリだと思います.ADASも充実し評価の高い車です.
コメント
冷やかしで気になる車種の中古は時折調べていますが、2019年現行型のCLAディーゼルを同じ年同じディーゼルの、アウディQ5、ボルボXC60という一クラス上のしかも人気のSUVも一括して検索すると、驚いたことに最安からしばらくQ5とXC60のほうが続きます。
新車価格もCLAの方が200万円近く安いのに、このあたりはさすがメルセデスというしかありません。
貴重な情報ありがとうございます.SUVの方がリセールがいいと言われている中でCLAの中古車価格がそこまで高いのは素晴らしいですね.
半導体不足で中古車価格が高騰している今,素晴らしい売り時といえば売り時なのでしょうけれど,私は他に欲しい車がないので,当面乗り続けますw.