CLA200dにはOM654q型の2L直4ディーゼルエンジンが搭載されています.
このエンジンは現行Aクラスから搭載が始まった新開発ユニットであり,相当に静かです.
先代Cクラス前期型のOM651型エンジンなどは結構なガラガラ音が車内に入ってきていましたが,OM654型になって以降はかなり改善されています.
ディーゼルエンジンらしいノイズはほぼありません.
とはいえ,アイドリング振動などはガソリン車よりは大きめであり,CLA180やCLA250といった直4ガソリンモデルと乗り比べると差を感じます.
では,直3ガソリンエンジンと比較してフィーリングはどうなのでしょうか?
我が家には1.2L直3ガソリンターボエンジンを搭載したDS3クロスバックがあります.
DS3クロスバックのエンジンは4年連続エンジンオブザイヤーに輝いたPureTechエンジンであり,こちらも相当に評判がいいです.
実際,運転したフィーリングを比較するとどうなのでしょうか?
エアコンを切った状態でのアイドリング振動は直3ガソリンの方が少ない
DS3クロスバックはエアコンオフの状態でのアイドリング中のステアリング振動は相当に少ないです.
このあたりはCLA200dよりも上回っています.
エアコンオンにすると振動は同レベル
DS3クロスバックはエアコンがオンになると振動が増えます.
エアコンオンの状態では振動はCLA200dと同等レベルです.
加速時の回転フィールの滑らかさは直4ディーゼルの勝ち
加速時の回転フィールは意外にも?直4ディーゼルの方が滑らかに感じます.
DS3クロスバックの直3ガソリンも相当に出来はいいのですが,CLA200dの回転フィールよりもやや雑味を感じてしまいます.
音質自体はどちらも低音が効いた落ち着いたエンジン音であり,直3でも軽自動車のような安っぽい回転フィールではありません.
まとめ
こうして比較してみるとCLA200dの直4ディーゼルは相当に滑らかに回ることが確認できました.
ガラガラというディーゼル感は皆無なので,気筒数が多い分,直3ガソリンよりも滑らかに回っているような印象を受けるのだと思います.
ディーゼルというだけで食わず嫌いの方にはぜひ一度試乗して頂きたいエンジンです.
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