私はCLA200dに乗っていますが,妻にはファミリーカーにしては狭いと言われます.
確かに先代のCLAと比較すると後席のスペースは拡張されましたが,それでもゆとりあるスペースとは言えません.
これはベースとなるAクラスでも言えることです.
Aクラス,CLAはともに2730mmというロングホイールベースを持っていますが,ロングノーズのデザインのため,後部座席の広さについては他のCセグのライバル車よりも劣っています.
さらにCLAはクーペデザインとなっているため,Aクラスのハッチバック・セダンよりもさらに後席ヘッドスペースの余裕が小さくなっています.
座面も低く,後部座席に座ると身長168cmの私でも膝前に拳1つ入るかどうかという状況です.
2ドアスポーツクーペよりはマシでしょうが,決して余裕のある後部座席とは言えません.
そして,今後,チャイルドシートを後席に乗せて,妻も後席で子供の世話をする状況になると考えると,ファミリーカーとしては狭いという結論に至ってしまいました.
妻は初代N-boxに乗っていましたが,今後の我が家のファミリーカー的な立ち位置を妻の車に任せる方針としました.
というわけでファミリーカーとしても使える妻の車選びが始まりました.
私からの条件はロングドライブに便利なレーダークルーグコントロール(ACC)が搭載されていることのみでした.
フリードのインテリアの質感はまずまずだと私は感じましたが,妻は「おじさん臭い内装で,テンションが上がらない.」との感想でした.(シエンタはACC装備不可のため,選択肢から外れました.)
そこで.「デザイン性とスライドドアの利便性,どちらを取りたいか?」と確認したところ,「デザイン性」との返答でした.
そしてSUVに乗ってみたいとのことだったので,コンパクトSUVの中から選ぶことにしました.
なお,妻は新車へのこだわりは全くなく,中古車でいいとのことでした.
・マツダCX-30
・マツダMX-30
・トヨタ ヤリスクロス
・ホンダ フリード
・VW T-クロス
・アウディ Q3などが選択肢となりました.
しかし,いずれも.妻の目にはビビッとは来ませんでした.
そこで,ふと思ったのが,DS3クロスバックです.
2019年にデビューしたDS3クロスバックはプジョーシトロエンの最先端のCMPプラットフォーム,エンジンは4年連続エンジンオブザイヤーに選ばれた1.2Lターボ「PureTech」を搭載しACCなどの先進装備も充実しています.
そして何よりデザイン性が素晴らしいです.
この独特なパリ車のデザインに一目惚れとなり,中古でDS3クロスバックを購入しました.
グレードは上級のグランシック,かつ40台限定のホワイト内装の特別仕様車リヴォリです.
(数ヶ月間,毎日カーセンサーを見ながらいい物件が出てこないかウオッチングしていましたw.)
ナビ,ETC,ドラレコなどもフル装備されており,元々はコミコミ480万円くらいしたであろうこの車ですが,1年落ちの5000km走行という良質な認定中古車で諸経費込みで330万円弱で購入できました.
ざっと150万円も安く購入できました.マイナーな不人気車は気に入れば中古購入のメリットが非常に大きいと感じました.
今後はCLA200dとの比較も交えながらDS3クロスバックのレビューも書いていこうと思います.
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