私はCLA200dを2019年に購入しました。
CLA200dは最低地上高が120mmとかなり低めであり、前輪駆動特有のフロントオーバーハングの長さもあります。
コンビニから大通りへの出入りなど段差が大きめの状況ではフロントリップを擦りそうなる不安に駆られる車です。
納車当初は相当慎重に運転していましたが、少しずつ自分の行動範囲で存在する段差を試してみると、意外と擦らないということにも気づいてきました。
現在納車5年が経過しましたが、常識的な段差であれば気にせず運転できるマインドになりました。
段差通過時にはフロントの近接センサーが「ピーピー」鳴ることはしばしばありますが、実際にリップを擦ってしまうことは年に1回あるかないかです。
実際、擦ってしまったとしても底はラバーのような素材になっているので、フロントバンパーに外から見える傷が入ったりすることはないので、気にしすぎも良くないのではないかなぁというのが正直な印象です。
また、CLAの取り回し性能としては最小回転半径の小ささも大きなメリットだと思います。
Cセグメントベースとはいえ全幅は1830mmと決して小さくはないCLAですが、最小回転半径5.1mというコンパクトカー並みの小ささは駐車場や狭い道で威力を発揮します。
切り返しの必要な回数が減るのはかなりストレスフリーですね。
直進安定性を重視するとタイヤの切れ角は小さくなるイメージでしたが、メルセデスは伝統的にこのあたりを上手に両立してくれています。
総じてCLAの取り回し性能はかなり良好と言えそうです。
難点はやはり低い最低地上高に起因する雪道の弱さですね・・・。
積雪量が増えるとすぐに車両の底を擦ってしまうのはどうしようもありません。
豪雪地帯の方は無理せずSUVを選んだ方が幸せだとは思います。
ただ、除雪さえされていれば前輪駆動なので後輪駆動車よりは走破性能は高いですが・・・。
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