CLA200dに乗って2年以上が経過しました.
前車は全幅1735mmしかない最終型のセリカだったので,1830mmとワイドなCLA200dの全幅は不安でした.
納車初日は慣れない車幅と新車の緊張感で普段の道でも相当疲れたのが思い出されますが,その後数日ですぐに慣れてしまいました.
CLA200dは先代よりも50mmも拡幅されていますが,実はミラーtoミラーの幅は狭くなっています.
最小回転半径も5.1mと優秀です.セリカは5.2mだったので,従来以上に小回りが効くことは運転している上でも大きな安心感になります.
ミラーtoミラーが狭いということは意外とコンパクトであるということに他なりませんので細い道も臆せず入っていくことが可能です.
バックすることになったとしてもかなり解像度の高い360度カメラがサポートしてくれます.
最小回転半径が小さいので,狭い駐車場での取り回しが本当に楽です.
「CLA200dだから苦労せずに出し入れできたけど,もう少し大きい車だったら非常に難儀しそう」と感じる駐車場に停めるシチュエーションは年に数回あります.
隣に大きな車の先端が飛び出した状態で駐車されていても,CLA200dならハンドルをフルに切れば意外と簡単に駐車場から脱出できてしまいます.
普段行かないような旅行先でも駐車に困るということがないのは非常に大きいメリットです.
普段使いのストレスが減って,スイスイ街乗りできるコンパクトさというのは車という商品の優れた性能だと思います.
あとは最低地上高が低く,フロントリップを擦りそうになるという問題は残りますが,意外とそこまで大きな段差に悩まされるシーンは少ないです.
自走式駐車場などの比較的急な坂などでも擦ってしまったことは一度もありません.(フロントのソナーがピーっと鳴るのでドキドキはしますがw.)
いくらなんでも地上高はスーパーカーほど低いわけではないので,普通に路肩の店へ入るくらいはほぼ問題ありません.
(雪道の轍で底を擦ってしまいがちなのはデメリットだと思いますが,最近はCクラスも含め最低地上高はかなり低いのでこればかりはゆっく〜り走って諦めるしかありませんね.)
CLA200dは優秀なロングツーリング性能と街乗りでの取り回しやすさを両立した最適なサイズ感と言えるかもしれません.チープ感を感じさせない程度の立派さもありますし.
もちろんCクラスもCLA200dより車幅は狭いので,Cクラスも取り回し性能は問題ないと思いますがGLC以上,Eクラス以上となると,やや大きいなぁと感じるシーンは日常ユースで増えてくると思います.
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