2022年にアルファロメオが送り出したコンパクトSUV「トナーレ」
私は変わった車が大好きなので,結構カッコよく思えてきます.
アルファロメオはかつてはコンパクトカーも多く製造していましたが,昨今は完全にプレミアムブランドへ舵を切り,ジュリアやステルヴィオなどDセグメントを主戦場としてきました.
今回のトナーレはCセグメントSUVです.
全長4530mm,全幅1835mm,全高1600mmのサイズ感はメルセデスGLAなどと完全に競合します
エンジンは1.5Lガソリンターボに48Vマイルドハイブリッド搭載です.
160PS,240Nmのエンジンパワーに加えて20PS,55Nmのモーターアシストが加わります.
7速DCT搭載でアルファロメオらしいスポーティーなドライブフィールが堪能できそうです.
フル液晶メーター搭載で運転支援も最新版を搭載しています.
イタリア車とはいえ,ここまでくれば装備面での見劣り感もほぼなさそうです.
アルファ・ロメオ・トナーレ エディツィオーネ スペチアーレ(FF/7AT)【試乗記】 これなら長く付き合える - webCG
アルファ・ロメオにとって初のコンパクトSUVであり、電動化戦略の第1弾モデルでもある「トナーレ」。ブランドとしては“初もの尽くし”となる待望のニューモデルは、快適でありつつ程よくスポーティーな、肩ひじ張らずに付き合える一台に仕上がっていた。
メルセデスのGLAやBMWのX1あたりは「プレミアムブランドSUVの末っ子感」が出てしまいますが,流通台数が少ないアルファロメオであれば,唯我独尊な感じを醸し出して価格不詳感も抜群だと思います.
1.33Lターボでハイブリッドなどは搭載しないGLA180(FF)が573万円スタートであることを考えると,トナーレの524万円スタートは十分にアリなのではないでしょうか.
589万円のヴェローチェにすれば電子制御サスペンションまで奢られます.
このセグメントではX1もかなり完成度が高いので,アルファロメオが売上台数を伸ばすのは困難かもしれませんが,オーナーにとってはその希少性こそが特別感を感じさせてくれるのかもしれません.
コメント