CLA200dはオートライトが搭載されています.
さらにメーターはフルデジタルディスプレイになっています.
ディスプレイの照度センサーについては過去に記事にしました.
こちらにも記載している通り,ディスプレイの照度は周囲の明るさに応じて自動調整してくれますが,その照度センサーはメーターディスプレイとセンターディスプレイの間のベゼルの部分にあります.
こちらにiPadなどを立てかけると画面が暗くなります.
オートライトと連動しているのか?
このディスプレイの照度センサーはオートライトとは全く連動していません.
このセンサーを遮ったからといってオートライトが点灯することはありません.
ナビ画面は黒背景に変わるのか?
この照度センサーを遮ったからといって,ナビの画面は夜用の黒背景にはなりません.
オートライトとナビ背景色は連動しているのか?
実はこれも違います.
オートライトは比較的まだ明るい時点から点灯しますが,ナビ画面はもっと暗くなってからでないと夜用の黒背景には変わりません.
国産車などではヘッドライトとナビの背景色が連動している車も多いのでこれは意外でした.
明るいトンネルの中などではヘッドライトは点灯してもナビ画面は昼用の白背景のままということもあります.
まとめ
ヘッドライト用のセンサー,ナビ画面の背景色変更用のセンサー,ディスプレイの照度センサーの3つはそれぞれ独立しているのかもしれません.当たり前のようで,実は複雑な制御が行われており,きめ細かく快適なドライビング環境を作り上げてくれているのはさすがメルセデスと言えるのではないでしょうか.
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