今日はCLA200dの車内の充電環境についてです.
昨今,スマホを車内で充電するシーンが多く,USB電源の数は重要な要素です.
Qiワイヤレス充電は遅くてあまり使えない・・・
こちらの記事でも詳述していますが,2021年秋の年次改良でQiワイヤレス充電は廃止されました.
私のCLA200dにはドリンクホルダー前方に装備されていますが,充電時間が遅く,発熱も多いので正直,実用的とは言い難いです・・・
USB-Cの端子は充実
USB-Cの充電端子はセンターコンソール前方の収納の中に1つ(メディア接続用も兼ねる),センターアームレスト内に2つ,後席エアコン吹き出し口の下に2つ(2020年秋のモデル以降は1つに減少)と合計5つまたは4つの端子が装備されています.
大勢でドライブに行ったとしても充電端子が足りなくなる心配はありません.
ちなみに新型Cクラスは後席には何故かUSB端子はありません・・・.
USB-Aはない・・・
CLA200dの車内にはUSB-Cの端子は多くある一方で,旧来からのUSB-Aの端子は1つもありません.ですので,普段,USB-Aの充電器を使用している人は,そのケーブルを車内で利用することはできません・・・.大勢でのロングドライブにはUSB-Cのケーブルを持ち寄ってもらう必要があります.あるいはUSB-C to UCB-Aの変換コネクタという選択肢もありますが・・・.
有線充電も速くはない
USB-Cといえば最近の充電器はUSB-PDという規格の急速充電が主流になっています.iPhoneであれば20Wや18Wで0-50%まで30分以内での急速充電が可能です.私はCLAが納車された際,充電端子がUSB-Cのみであったため,USB-PD規格での急速充電対応を期待していました.しかし,実際にはせいぜい5V,2A(10W)相当の従来のUSB-Aと同等の普通な充電速度しか出ませんでした.これでも大きな不満はありませんが,せっかくなら急速充電に対応して欲しかったものです・・・.
どうしても急速充電したい場合は
CLA200dにはセンターカップホルダー近くの収納内の運転席側にDC12Vの電源があります.こちらに急速充電器を挿入することでUSB-PD規格の20Wの速度での急速充電が可能になります.有線充電を頻用される方は検討してみてもいいかもしれません.
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