先日このような記事を見かけました.
クルマの「全幅」どこまで拡大する? いまや「全幅1900mm前後」は当たり前! 日本の道路で限界は何mm?
最近の新型車は年々「全幅」が拡大傾向にあります。最近では全幅1900mm前後のモデルも多くなっていますが、日本の道路事情において果たして限界値はあるのでしょうか。
上記記事では5ナンバーサイズ(全幅1700mm以下)が間違いなく扱いやすいものの,車種数は減ってきている.そして実用上はコインパーキングや機械式駐車場の上限である1900mmが限界ラインであろと至極真っ当な意見が述べられています.
一般論としてさまざまな媒体での試乗レポートなどを読むと「日本国内では全幅1800mm」を超えると一気に使い勝手が悪くなるという意見も多く見られます.
私が乗っているCLA200dは全幅1830mmです.
前車は最終型セリカで全幅1735mmだったので,約100mmのサイズアップとなりました.
CLAに乗り換えて街乗りでの利便性は低下したのでしょうか?
結論はほとんど問題なしです.
確かにCLAを購入して最初の1.2週間あたりは車両間隔を掴むのに苦労しましたが,すぐに慣れました.
最小回転半径は5.1mとセリカの5.2mよりも小さいので小回り性能での不満もありません.
狭い道では全幅もさることながらミラーtoミラーの距離が大切になってきますが,現行CLAは先代よりも全幅が50mmもワイドになった一方でミラーtoミラーの距離は小さくなっています.
さらにアドバンスドパッケージを装着すると装備される360度カメラシステムを起動させれば幅寄せも確実に行えるので,実用上の不満は全くありません.
CLA200dに乗り換えて,ボディサイズ面で気を遣うようになった唯一の問題点はワイドトレッドとなっており,駐車場パレットの幅が結構ギリギリな点です.(Eクラス以上にワイドです.)
ここさえ気にならなければ「まずまず扱いやすいコンパクトカー」として乗りこなせる人が大半なのではないかと思います.
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