CLA200dにはDYNAMIC SELECTと呼ばれる走行モードセレクトが搭載されています.
エアサスや電子制御ダンパーは搭載されていないのでスポーツモードにしても足回りの硬さは変わらず,ステアリングの重さとシフトプログラムが変化します.
詳細は下記記事をご参照ください.
さて,スポーツモードではシフトプログラムはコンフォートモードと比較して1速低い状態になります.
その分,エンジン回転が高められて,アクセルレスポンスが良くなります.(もちろん,前回加速した際の絶対的なパワーは150psで変化はありません・・・)
エンジン回転が高めになるので静粛性の悪化は覚悟する必要があります.
そして,高速道路では8速のトップギヤに入るのかを先日確かめてみました.
結論から言うとスポーツモードでも8速のトップギヤには入ります.
ただし,入るのはアクセルペダルを完全に離している時が中心で,少しでもアクセルを踏むとすぐに7速に落ちる制御になります.
つまりスポーツモード100km程度で走行した場合,アクセルを離している場合のみ燃費を稼ぐために8速に入れる制御となっているようです.
まずまずよくできた制御だと思います.
高速道路でレスポンスよく走りたいシーンには使う価値はあるかもしれません.
ただ,ディーゼルエンジンは低回転域からでも十分なトルクを出してくれるので,コンフォートモードのままでも高速巡航は思いのままに可能です.燃費や静粛性などのバランスを考えるとコンフォートモードの方が万能だとは思います.
ガソリン車の方が低回転域と高回転域のパンチの差が大きいので,スポーツモードの恩恵を受けられることは間違い無いでしょう.
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