先日,マガジンXのバックナンバーを読んでいました.
2021年7月号にBMW 118dの試乗レポートが掲載されていました.
その中で「インテリアでは大型液晶ディスプレーによるデジタル計器盤やインパネセンター部の大型ディスプレイの採用など,上級モデルと比べて見劣りしない質感を保っている.メルセデスベンツやアウディの同クラス車では上級モデルとのヒエラルキーの差をまざまざと感じさせられる部分も多いのだが,BMWではそのようなっことがないのが好感が持てる」と記載されていました.
私はメルセデスのエントリーモデルであるAクラスベースのCLA200dに乗っていますが,インテリアの質感についての不満はほとんどありません.
AMGレザーエクスクルーシブパッケージを装着し華やかなクラシックレッドの内装になっている影響もあると思いますが,個人的にはインテリアの質感はCセグメントとは思えないクオリティだと思っています.
本アルミの加飾パネルが広い面積で奢られ,ダッシュボード,前後ドアの上面は全てステッチ付きのソフトパッドが装着されています.
アンビエントライトも満載です.
メーター,センターモニターはそれぞれ10.25インチと上級モデルと比較するとやや小さめですが,2連ワイドモニターの見た目が斬新であり,チープ感はあまり感じません.
強いていうならピアノブラックの面積が多すぎて安っぽく感じる気がするという点くらいでしょうか.
BMWやアウディの同セグメント車よりもAクラスファミリーの方が質感が高いと私は感じてしまいます.
先代AクラスはCクラスとの質感の差が大きかったですが,現行世代のAクラスファミリーはインテリアの質感の進歩が大きいと思います.
Cクラスとの質感の差は現行型でむしろ縮まったのではないかとも思います.
ただ,Cクラス,Sクラスの大型センターモニターがメルセデスデザインの最先端となっているので,2連ワイドモニターのAクラスファミリーは陳腐化して見えてしまう日も遠くはないのかもしれませんね.
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