CLA200dには8速DCTが搭載されています。
基本的にはよくできたトランスミッションであり、普通のトルコンAT並に滑らかな変速を実現してくれています。
クリープ現象も普通にあるので、車に詳しくない人が乗ったら普通のATだと思うに違いありません。
しかしながら、坂道発進は気を付ける必要があります。
ちょっとした上り坂でブレーキペダルを話すと通常のトルコンATでは考えられないくらいに後ろに下がってしまうことがしばしばあります。
混雑した自走式立体駐車場で上り坂で止まってしまった場合などは結構焦るくらいに後ろに下がりました。
ただ、この現象は電動パーキングブレーキのオートホールド機能を使えば全て解決し、安心して坂道発進を行うことが可能です。
メルセデスの場合はブレーキペダルと深く踏み込むと「HOLD」状態となるので、非常に簡単です。
普段はこの運用で全く困らないのですが、忘れた頃にゆる〜い上り坂の交差点からの発進時などでオートホールドを作動させていないと、思わぬ後退をしてしまい焦ることになるので注意が必要です。
事故になるほどに後退することはありませんが、ドライバーとしてはヒヤッとするので、極力オートホールドをルーチン化しておくことをお勧めいたします。
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