CLA200dにはリヤクロストラフィックアラートが標準装備されています.
リヤクロストラフィックアラートとは?
リヤクロストラフィックアラートとは後退中に後方を横切るクルマなどを検知すると音と表示で警告,必要な場合は自動ブレーキが作動するという機能になります.
過去に1度だけ誤作動したことがあり,記事にしています.
本来,リヤクロストラフィックアラートはコンビニなどで前向き駐車している状態からバックで出る時に,自車に接近中の車がいた場合にそれを検知して自動ブレーキをかけてくれる機能です.
しかし,先日,歩行者相手にガッツリ作動したので報告します.
作動した時の状況は?
自宅アパートの駐車場にバックで停めようとしている時に作動しました.
自宅アパートの駐車場は駐車枠の後方が玄関へ繋がる入居者用駐車場内の歩道となっており,歩行者が通ることがあります.
もちろん歩道なので駐車中の車と接触しないように十分な距離は取られています.
今回,私がバックで駐車中に歩道を歩いていた人がちょうど私の車の真後ろを通りかかりました.
当然,私もリヤカメラで視認していますし,絶対ぶつからないであろう距離(1m以上離れている)でした.
そんな状況でも私がバックを継続するといきなり「ギギーッ!」という大きな作動音とともにフルブレーキが作動しました.
私もびっくりしましたが,その歩行者も結構びっくりしたのではないかと思います.
壁など固定されたものに対してはどうか?
リヤクロストラフィックアラートは動いている車や歩行者,自転車などを検知する機能なので,壁などにはかなり接近しても自動ブレーキは全くかかりません.
パークトロニックと呼ばれる機能により「ピー」という警告音は発せられますが,そのままブレーキを踏まなければぶつかると思います.
これは固定物に対して自動ブレーキをかけてしまうと雑草などに反応して駐車困難となる事態を防ぐためだと思われます.
まとめ
リヤクロストラフィックアラートは歩行者に対してはかなりの安全マージンをとって作動することがわかりました.
リヤカメラも極めて鮮明なのでなかなか歩行者を駐車中に轢いてしまうことはないとは思いますが,子供などを轢いてしまうリスクはかなり軽減されると思うので,ドライバーの安心感はかなり高いです.
一方,駐車中に後方に歩行者がいる場合はあまり近寄らない方が唐突な自動フルブレーキを回避することができるのでおすすめです.
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