CLA200dにはフルデジタルメーターが搭載されています.
「クラシック」,「スポーツ」,「プログレッシブ」,「ジェントル」から選ぶことができます.
私は従来は「クラシック」で使用していました.
もっとも落ち着いたトーンでタコメーターの針の視認性も良好だったからです.
しかし,最近,「プログレッシブ」へ変更してみました.
これは他のモードのタコメーターとは異なり,タコメーター部分の中央に大きくデジタルでエンジン回転数が表示されます.
結構スポーティーな印象でもあり,走行中の回転数がデジタル表示で分かるというのも先進感があります.
反面タコメーターの針はなく,メーターの円周を動くグラフのようになってしまいますが,慣れればこれで十分です.
さて,エンジン回転数がデジタル表示でわかるようになると,ついつい意識して見てしまい,ディーゼルエンジンの振動を感じやすい回転数というのもわかるようになりました.
CLA200dOM654q型4気筒ディーゼルエンジンは40km/hまでの速度域で1100〜1500rpmあたりでもっともエンジン振動をステアリングから感じやすいです.
普段の常用域の方が振動を感じやすいというのは若干残念ポイントですね.
1600rpm以上回れば,エンジン音は大きくなりますが,エンジン振動の粒が揃うようになり,あまり振動を感じなくなります.
なお,高速域になってくればたとえ低回転域でもタイヤからの振動がメインになってくるので,ディーゼルの振動は感じなくなります.
CLA200dはもともと,古典的なディーゼルエンジンのような分かりやすい振動はないため,街乗り領域においても,意識しなければディーゼルのエンジン振動は気にならないものですが,意識してしまうと,良くも悪くも感じ取れてしまうなぁと思ってしまいます.
アイドリング時のエンジン回転数もデジタル表示されるので,暖機中やDPF再生中は普段よりも高めのアイドル回転になっていることなどもわかるので,便利だと思います.
コメント