2021年12月28日,メルセデスベンツのAクラスファミリーの改悪が正式に予告されました.
AクラスファミリーとはAクラス,Aクラスセダン,Bクラス,CLA,CLAシューティングブレーク,GLA,GLBの7車種です.
半導体不足の影響で2022年モデルが順次パワーシートが廃止されます.
具体的にはどのロットから切り替わるかは不明ですが,車種によっては既にパワーシート付きのロットが完売してしまっているものもあるかもしれません.
もちろんパワーシート代は安くなりますが,Aクラスファミリーといえど,高級車ブランドのメルセデスの一員であり,パワーシート設定廃止は高級なイメージを損なうものになってしまうと思います.
また,「パワーシート廃止を含め,使用・装備・メーカー希望小売価格を変更します.」と明記されているので,他の装備もカットされるものが出てくる可能性は高いです.
既に2021年9月の年次改良でアドバンスドサウンドシステムやワイヤレス充電,フットトランクオープナーの廃止が行われている中で,更なる装備縮小となればかなり残念な展開です.(2021年9月の年次改良については下記記事でまとめてありますのでご覧くだださい.)
GLBを筆頭に売れ行き好調そうなAクラスファミリーですが,勢いに水をさすような改悪になりそうです.半導体不足が解消されたら早々に装備を戻して欲しいものですね.そう考えると,現在Aクラスファミリーを欲しいという人は中古を狙うか,半導体不足解消まで待った方が得策だとも言えるかもしれません.
コメント
パワーシートまで廃止って本当ですか。
ヤリスクロスでさえ設定のあるパワーシートが廃止というのはひどいですね。
しかしこれは我々既存オーナーにも影響を与えると思います。
新車がそんな設定では新車は人気がなくなり売れなくなります。
車自体が人気が落ちるので、装備落ちしていないものを売ってもリセールは下がると予想します。
コメントありがとうございます.
本当に残念ですよね.
ほとんど売れずに終売となった初期のA180(スタイルでないグレード)以来のパワーシート非装着となってしまいます.
確かにヤリスクロス以下の装備となるとAクラスファミリーの人気低下が危惧されますね・・・.
国産車と遜色ないどころか廉価な国産車以下の装備レベルになってしまう、そしてそれがかなりの期間続くとなるとプランドイメージの毀損はおきてしまいますね。
既納ユーザーにも良い影響はないでしょうから、心配ですね。
コメントありがとうございます。まさしくその通りです。国産車メーカーがパワーシートの半導体を確保できてメルセデスが確保できないとは残念な事態です・・・。早く半導体不足が解消してほしいですね。