2021年12月28日,メルセデスベンツのAクラスファミリーの改悪が正式に予告されました.
AクラスファミリーとはAクラス,Aクラスセダン,Bクラス,CLA,CLAシューティングブレーク,GLA,GLBの7車種です.
半導体不足の影響で2022年モデルが順次パワーシートが廃止されます.
詳細は下記記事をご参照ください.
今日はパワーシートの必要性についてCLA200dに2年間以上乗った体感として考察してみたいと思います.
高級車の象徴であることには違いはない
パワーシートは高級車の象徴だと感じます.助手席に乗った人が座席をリクライニングさせたいというシーンは多いです.
その際にパワーシートが装備されていると「さすが高級車だなぁ」と感じてくれることでしょう.
もっとも,メルセデス・ベンツは高級車の象徴のようなブランドですので,逆にパワーシート非搭載だと「廉価モデルなのね」と感じてしまう人もいるかもしれません.
ドライバーは実際どのくらいの頻度で使うか?
私はパワーシート付きの車に乗るのは初めてだったので,当初は嬉しくなってメモリー機能に複数のリクライニング角度を設定したりしていましたが,最近はほとんどメモリー機能は使用しません.
パワーシートの角度調整はロングドライブの際には微調整で使用することもありますが,自宅と職場の往復の街乗りでは一切調整スイッチに触れません.
ここ1ヶ月以上触っていないかもしれません・・・.
シートキネティクスは?
シートキネティクスについてはこちらの記事をご参照ください.
シートバックレストとシートクッションを定期的にわずかな角度動かすことで背骨にかかるストレスを緩和する機能ですが,実際,突然シートが動いて違和感がありますので自分はほとんど使う機会がありません・・・.
電動ランバーサポートは?
パワーシートには電動ランバーサポート機能が含まれています.
背中のクッションの膨らみ具合を調整することでフィット感を向上させることができます.
こちらについても一度調整してしまうとなかなか変更することはないので触りません.
2022年モデルAクラスファミリーのパワーシート非搭載車がどのような仕様になるかは分かりませんが,登場当初の素のA180(スタイルでないグレード)には電動ランバーサポートが非搭載であったことから,おそらく電動ランバーサポートは非搭載になる可能性が高いです.
マニュアル調整でのランバーサポートが装備されるのであればあまり気にしなくてもいいのかもしれません.
座面延長機能は今でもマニュアル
メルセデスの上位車種になると座面の延長機能も電動になりますがAクラスファミリーのシートは現状でも座面延長はマニュアルです.これについてはパワーシートが廃止になっても変更はないでしょう.
メモリー機能はファミリー向け
シートポジションメモリー機能は夫と妻でドライバーが交代するシーンが多いご家庭などでは重宝されると思います.私は妻が運転するシーンはほとんどないので,メモリー機能の存在価値は薄いです.
まとめ
パワーシート廃止は確かに残念ですし,夫婦で車を共有する方にとってはシート位置をメモリーできなくなるのが実用上,もっとも不便になる点でしょう.
一方,基本的にドライバーはオーナーのみという方にとってはパワーシートでなくなっても意外と不便ではないかもしれません.
とはいえ,メルセデスのブランドからしたらパワーシートがあったほうがいいのは言うまでもありませんが・・・.
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